2016.11.24

第9回 「お酒」が恋の夢を見せてくれることもある:勝つ女/負ける女


お酒…それは私たちの人生に良いことも悪いことももたらすものでしょう。とりわけ恋愛においてはお酒が原因で失敗した!なんて話もしばしば聞くものですよね。
今回とりあげるのは「酒飲み女子」と「下戸女子」のふたり。どちらが恋に有利なのか、見ていきましょう。

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プラスがあればマイナスがあり、黒があれば白があるように、ものごとには「両端」があるもの。人間だってそうですよね。そんな“両極端な性質を持った”女子たちに注目して、恋の議論をああでもないこうでもない…とバチバチ燃やしていくこの連載。
青山の裏手に位置するカウンターバー(という設定)の店長サトコとアルバイトのマチコが徹底討論いたします。

◇恋のおまじないは「酒」

サ(以下サトコ): すっかりもう冬ね~。夏に屋外で飲むビールも気持ち良いけど、冬にお鍋と共に頂く熱燗もたまらないわよね。

マ(以下マチコ): さすがサトコさん!季節の移り変わりは酒で感じるわけですね。

サ: 当たり前じゃないの。でも、考えてみれば、世の中には全くお酒が飲めない、もしくは飲まない女子っていうのもいるわけで。あのフワフワとした高揚感を知らずして、一体どうやって四季を移ろっているのかしら。

マ: 彼女たちはよく、「飲めなくても、皆とワイワイ集まるのが好きなんです」って言いますけど、性格いいし我慢強いですよね。自分はシラフの状態で、酔っ払いを目の当たりにするって、相当キツいと思うんですが。

サ: 酔っ払いはウザいからね。笑いの沸点は低い、同じこと何度もリピートする、呂律は回らない、目は座る……挙句、いつもはおとなしい女子が、人が変わったように好きな男子に積極的になったりして。

マ: いわゆる「酒の勢い」ってやつですね。あれって本当に不思議ですよね。飲む程に心がどんどん解放されて、素直になっていく感じ。

サ: そう、普段は恥ずかしくて言えないことも言えちゃうし、大胆になれるのよね。

◇「ホロ酔い」で済めばいいものの…

マ: ってことは、やっぱり飲める女子の方が、恋のチャンスは断然多いですよね?シャイな男子も、酔った勢いがないとなかなか手出ししてこないし。

サ: 最初のチャンスはきっとそうね。男子もそこそこ飲める場合、最初のデートで「何、飲む?」って聞かれて、「あ……私、お酒飲めないんですぅ」って言うと、つまんない女子認定されちゃいそう。

マ: ちょっと赤くなってホロ酔いの女子って、同性の目から見てもエロ可愛いですもんね。

サ: 普段、ちゃんとしている女子が、自分の前で酔って無防備になると、心を許してくれた!という感動で、男子は嬉しいみたい。

マ: 実際は単なるアルコールの作用なんですけどね。でもそれも、「ホロ酔い」状態に限りますよ。それ以上飲んじゃってグデングデンになっちゃうと、事態は変わってきます。

サ: そうね。酒飲み女子は全員「ホロ酔いキープ」を目指すんだけど、それができれば苦労しないよっていう。

マ: 好きな男子を目の前にして、舞い上がってついどんどん飲んじゃって、泥酔ハイテンションとか最悪ですよね。あ……苦い記憶が……。

サ: なんであんなことしゃべっちゃったんだろう、つまりはなんであんなに飲んじゃったんだろうって、翌日の二日酔いの辛さと共に押し寄せてくる自己嫌悪ったら、それはもう、生き地獄!

マ: 男子もその時点で、本命の彼女候補とは見ない可能性大。この子、僕以外と飲む時も毎回こうなっちゃうんだろうなあって思うんでしょうね。

◇飲み過ぎもたまには功を奏する?

サ: そこいくと、飲まない女子はイマイチ面白みには欠けるものの、胃腸を酷使してない分、常に健康的だし、酔って醜態をさらすこともないから、本命彼女としては安心。

マ: 確かに。でもね、私の友達で、これ以上ないってくらい、美男美女のナイスカップルがいるんですけど、付き合ったキッカケを聞いたら、泥酔した彼女を介抱したことだって言うんです。

サ: へえ!珍しい男子ね!

マ: それまで出会った女子は大抵、「甘いお酒を少々」みたいな感じで物足りなかったみたいなんですが、その子は甘い酒になんて一切目もくれず、ビールと日本酒をグイグイやったらしく。

サ: それで泥酔?って言っても、どうせ酔ってフラフラする程度でしょ?

マ: いいえ。パンツ丸出しですっ転んで、挙句、介抱中の彼の頭の上にゲゲーッとしたらしいです。なんでも、職場で「氷の微笑」ってあだ名がつく位のクール・ビューティの彼女が飲んでグチってそうなったことが、彼的には相当の萌えポイントだったらしく。

サ: 彼女にしても、そこまで恥ずかしい姿を見せてしまったら、もう怖いものはない。

マ: そんな自分を見捨てずに介抱してくれて、かつ何もなかったかのように笑顔で次回は何を飲みに行こうか?って言ってくれた彼を、運命の相手と確信したみたい。

サ: それはまさに、酔いどれドリーム!!やっぱり、ノー・ライフ、ノー・酒!

マ: でも、飲み過ぎにはくれぐれも注意よ!

◇今回のまとめ

お酒を飲んで適度に酔っ払うことで、恋のチャンスが生まれることもあるようです。いわゆる「酒の勢い」の効果はあなどれず、普段なら恥ずかしくて言えないことを言い合ったりして、男女共に本音の付き合いができて関係を進めやすいもの。

お酒の飲めない女子は、付き合ってしまえば酔いに任せて遊ぶ心配もないので男性としては安心です。しかし、どこかで積極的になれる機会を探さないと交際に至るまでが難しいかも。

醜態をさらせば失うものも大きいですが、その失敗も「人間らしい子だな」と笑って許してもらえるような相手と出会えば、等身大のままにお付き合いができてハッピーかもしれません。(犯人A子/ライター)

(ハウコレ編集部)

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