2018.04.20

好きなのに、とっさに拒絶するような反応をしちゃったら?

素直になることの難しさは、自分が好きな人に何かをするときだけに襲ってくるわけじゃありません。

相手が自分に対して何かをしたり、言ったりしたときのリアクションにも表れてきます
例えば、好きな人からデートの最中に「手、繋がない?」と言われて、たしかに予想はしてなかったけれど、でもまんざらでもない、てかめっちゃ嬉しい。

これが本音なのに、ついつい「えー」と笑ってごまかして、彼をしゅんとさせてしまったことなんかは、ありませんか?

■拒絶のインパクト

素直になれない気持ちは、もとを辿れば、「好き」って正面から認められない感情のこと。

だから、自分から相手に対してポジティブなアクションをするというだけでなく、相手からの愛情表現を「ありがとう」と笑顔で受け取ることすらも、素直が苦手な人には、難しいのです。

その意味では、自分から行動できないことも、相手の行動を受け取れないことも根っこの部分では同じです。

ただ、そのインパクトはかなりの違いがあります。

自分からアクションできないというのは、まあ言ってしまえば、私の心の中にある「好き」の気持ちが相手に届かないというだけなので(それはそれでもちろん残念ですけど)、「まあまた今度頑張ろうね」ってポジティブになる余地も全然あります。焦らず、次!ってね。

プラスはないけど、マイナスにはならないわけです。

でも、相手の行動を拒むこと。例えば「手を繋ごう?」に対してごまかしたり、「ふたりで飲みに行かない?」というのを「みんなで行こ?」とはぐらかしたりしてしまったときには、「本当は嬉しいんだよ」という気持ちが伝わらないだけじゃなく、最悪なことに、ポジティブな気持ちの代わりに、「嬉しくないよ。ノーセンキュー」というネガティヴな(誤った)感情が伝わってしまいます。

■拒絶を放置しちゃわないように

「私、素直に行動するの苦手なんだよなー」という自覚があり、実際に、自分からLINEしたり、デートに誘ったり、褒めたりとかそういったことが苦手だという人は、相手のポジティブな行動を拒絶してしまっている可能性も高いです。
これは、上で書いたとおり、行動しないことと、拒絶すること、このふたつが根っこの部分では繋がっている(どちらも「素直になれない」というひとつの感情から生まれている)からです。

「素直になろう」みたいなアドバイスを私もよくしますが、自分からガンガン積極的に行動できるようになることって、そんなに必死ではおすすめしません。

だって、あなたが奥手でも、結局彼が積極的でいてさえくれれば問題ないし、ふたりの仲が深まるのに少し時間がかかることになっちゃうかもしれないけど、それ以上に、ふたりの関係性が後退するとかいうデメリットはないからです。あなた自身の積極性は、そりゃあったら素敵だけど、無理する必要まではないレベルのものです。

ただ、相手の行動の拒絶だけは、なんとかした方がいいと私は思います。いくら積極的な男子でも、拒絶されたら萎縮します。「この子は、本当は嬉しいけど、素直になれないだけなんだな」って察してくれる男子も多くはない。拒絶は、ふたりの仲が進展することをわりと阻害しちゃうんですよね。

だから本当は、拒絶そのものをやめられたらいい。でも、これもやっぱり、「素直になる」ということなので、難しさは行動するのと一緒。すぐには直せないかもしれません。

でも、フォローはできます。フォローによって、「嫌いだよ」という誤解は防げます。

たぶん彼は、デート中に勇気を出して(ヘラヘラしてても実際は心臓ばくばくなんです)「手を繋ごう?」と言ってみたけど、あっさり拒否されちゃったことにデート中だけじゃなく、帰り道でもずっと凹んでいます。本当なら拒絶の後に、「ごめん実は手繋いでいいよ」って言えたらいいけど、こんな積極的なこと、相手から言われてもOKできないあなたにはきっと難しいでしょう。

なので、「やばい、全然嫌じゃないのに拒否っちゃった……」と思ったら、黙って反省してないで、その直後にめちゃくちゃ彼に対して興味ありげに話しかけまくったり、帰り道にも、いつもよりもハート増し増しで、「今日すごく楽しかったよ。また遊びに行こうね」とLINEを送ってあげたりしてみる。そうすれば、彼は「手繋ぐのはダメだったけど、あれは俺のことが嫌いなんじゃなくて、単にまだ早いって思われただけなのかもな」とポジティブに考え直すことができますよね。拒絶のせいで、「嫌われてる」って誤解をもたれることだけは、防ぎたいですから。

素直になることができるのはちょっと先の話かもしれませんけど、素直になるどころか、自分の気持ちとは反対の感情が相手に届いてしまうというのはすぐにでも、素直になるのよりもはるかに簡単に止めることができます。ここだけは、ぜひとも死守してほしいなって思います。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)
(後藤真由子/モデル)
(gaku/カメラマン)
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