
5年付き合っても結婚の話を避け続けてしまった僕→本当の理由を言えないまま別れを告げられ...
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付き合って5年になる彼女がいます。一緒にいると自然と笑顔になれる、大切な人でした。結婚したくないわけじゃない。むしろ、誰よりも幸せにしたいと思っていました。
でも僕には、どうしても彼女に言えないことがあったのです。これは、不器用な僕が彼女を傷つけてしまった話です。
隠していた過去
20代前半の頃、僕は大きな失敗をしました。軽い気持ちで手を出した投資で、300万円の借金を抱えてしまったのです。誰にも言えませんでした。
彼女と付き合い始めた頃には、すでに返済を続けていました。「借金がある男」だと知られたくなかった。彼女には、惨めな自分を見せたくなかったのです。
だから結婚の話が出るたびに、「今は無理」「もう少し待って」とはぐらかすことしかできませんでした。
あと少しだった
コツコツと返済を続けて、あと半年で完済できるところまで来ていました。完済したら、すぐにプロポーズしようと決めていたのです。指輪の資金も、少しずつ別で貯めていました。
「もう少しだけ待ってくれ」。心の中で何度もそう願っていました。でも彼女の焦りや不安には気づいていたのです。
友人の結婚式に出席するたび、彼女の表情が曇っていくのを見ていました。それでも、本当のことは言えませんでした。
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言えなかった言葉


























