2018.05.19

20代の彼には不倫していたことを言わないほうがいい

「わたし、過去に不倫したことがあるの」と言って、「あ~、そ~なんだ、ふ~ん」と聞き流してくれる男子とは、自分も過去に不倫したことのある人です。そしてそれは、おおむね男「子」ではなくて、男性と呼ぶのがふさわしい年齢の人です。
ということで、今夜の話のお題は、20代の彼には不倫したことを言わないほうがいい、です。

■ズルい、なんですよね

この世において、20代の男子ほど不倫と縁遠い存在の人はいないんですよね。対して、20代の女子は、不倫しようと思えばいくらでもできますよね。

30代を過ぎると、男女ともに不倫し放題になっていくもの。なので、不倫を外から眺めている存在といえば、20代の男子だけ、ということになります。
外野から同い年くらいの女子の不倫を眺めている男子は、どんなことを思うのか?
ズルい、なんですよね。ズルいとか卑怯とか、そういういわば嫉妬心がむくむくと目覚めてくるんですよね。なんなら「おれも女に生まれたかった」と、若い彼は思います。

■「フルコースVS.水」で、若い彼は敗れるのです

たとえば、不倫している20代の女子は不倫相手の男性と高級焼肉店で、なんとか和牛のA5ランクとかを食べますよね。そのとき20代の男子はといえば、極端な男子だと「おれ、今日はお金がないから水だけ飲んで過ごすわ」です。彼が不倫している女子に嫉妬しないはずがない。

で、食べ終わってお会計のときに、不倫している若い女子が、カバンから財布を取り出す……わけがないですよね。財布すら持ってきていない女子だっていると聞くんですが。

で、焼肉の後、どこかでハダカになると思いますが、もうここが20代の男子の嫉妬の頂点なわけです。彼はしたくてもできない。でも同い年くらいの女子は、したいと思えばいくらでもできるし、若い男子がネットの動画でしか見たことのないあんなものやこんなものを使って楽しんでいたりして、それはもう若い彼の心の中は嫉妬の嵐なわけです。

■若い女子にため口をきかれている社長に叱られるのが若い男子

こういうのって、ある意味では仕方のないことなんですよね。
女子ってほら、たとえば若くして高級クラブとか会員制の飲み屋でバイトしていたら、いきなり社長さんの隣に座って、下手したら(うまくいけば)社長とため口で会話できて、なんなら就職の世話までしてくれることがありますよね。

その、若い女子にため口をきかれている社長に叱られ、罵倒され、「君、明日から会社に来なくていいから」と言われているのが若い男子なわけです。
こういうのは昔からあることで、もうどうにもならないんですよね。だから昔から、女子は急に出世して急に転落するけど、男子は1歩ずつしか出世しない(あるいは出世というものをしたくでもできない)と言われているんです。

■不倫って、残り香の後始末がわりと地味に大変

というようなことで、若くしていきなりおいしい思いをしている不倫女子のことを、若い男子は嫉妬というフィルターを通してしか見ることができない。女子のように恋愛感情がどうのこうのとかと、考える余裕がない。ただただ嫉妬するのみ。だから、若い彼に「わたし、過去に不倫しててさあ」と言わないほうが無難だということです。

でもまあ、付き合っていたらなんとなくわかるのが、相手の過去の恋愛遍歴で、やっぱり若くしておいしいとこ取りをしてきた女子からは、不倫のにおいがするんですよね。
だからあなたが若い彼氏のことをいくら大切にしても、彼は内心「おれも30歳までには経済的に恵まれるようになって、若い女子と不倫したいなあ。おれが30歳で、不倫相手の女子が22歳。8つ年下っておいしいよな。ヘヘ」なんて思っているんですよ。
不倫って、その残り香の後始末がわりと地味に大変だから、プラマイ0以下かもしれないね。(ひとみしょう/文筆家)

(ハウコレ編集部)

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