2010.05.27

大切な「お金の概念」!適当にしないでしっかりルールを決めよう!子供のお小遣い制度の考え方☆

小学生も高学年になると、欲しいものを自分で買いたくなり、友達同士でお金を使う場面も増えてきます。お金への興味が湧き、「お小遣い」というテーマが立ちはだかるとき。いよいよ「お金」について考えるステップです。

よく親たちから相談される悩み別にヒントをまとめてみたので、お父さん・お母さんなりの答えを見つける手がかりになればと思います。


① 定額お小遣い制に切り替える時の注意点は?

これまでその都度あげていたお小遣いを定額制に切り替える時、注意すべきは金額ではありません。時世や地域、家族構成、親の仕事、子供の習い事によって必要な額が様々です。大切なのは、お金の目的を考えるきっかけにすること。

限られた予算の中で、どうすれば欲しいものが買えるのか。貯めることができるのか。これは大人になってからも大切な価値観です。まず欲しいものをいくつか揚げさせ、欲しい理由を明確にさせる、優先順位をつけさせる。

その訓練で、本当に必要なのか、他のもので代替できないかと、吟味する力が身につきます。

② 金額アップをねだられたら?

まず、なぜ足りないのかを説明させましょう。理由はともかく、要求を言葉で説明する作業が大切。そのうえで値上げするなら、1週間くらいの短い単位で分割して渡し、やりくりさせてみましょう。今週の残りを来週に繰り越したり、やりくりの成果が実感しやすく、お金の使い方・回し方を学んでくれます。

毎週末、1週間を振り返って、使い方を一緒に見直して翌週へのアドバイスをしてあげて。その後、ひと月単位を望むなら戻してあげて、以前よりやりくりが出来ているかもチェックしましょう。

③ 高額収入は親が管理すべき?

お祝いなどで高額な収入があった場合、「誰が」より「どう」管理するかが大切。

親が管理する場合、銀行の役割を。子供が小遣いを超えて必要な時に「貯金を下ろしに来る」形にし、用途を聞いて残高を示してあげましょう。

子供が管理する場合は、普段の財布とは別にさせ、「いつでも入ってくるお金ではない」という意識付けをします。さらに残高を確認させる癖をつけると、計画性が身に着きます。子供の銀行口座を作って預金するのも◎。

通帳の入金欄に誰からのお祝いかを書き込んでいくと、将来、「いろいろな大人に守られてきた」ことを知ってくれるでしょう。

欧米人の多くは、子供にかかる出費が親の収入のどれくらいを占めているか明かすそうです。それにより、「家族の一員として大切な存在」と認識するんですね。すべてを明かす必要はないにしても、お金に対する責任感や貴重さ、自分の存在価値を知らせる良い方法だと思います。

④ 友達同士で「貸し借り」してるようですが…。

コレが困りもの。成長につれて交友関係が広がり、上下・強弱関係も生まれてきます。でもこれも大切なステップ。頭ごなしに叱ったり、お金を取り上げるという圧力は無意味。子供も知恵を持っているので、コソコソ隠れてやりだします。

それよりも「大切なもの」についてじっくり話し合うチャンス。「大切なものを貸してと言われたら答えに困らないか?」「もし返せなかったら相手はどんな気持ちになるか?」など人の気持ちについ考えさせ、貸し借りにつきものの「信用」と「覚悟」の大切さに気づかせていってあげましょう。

おわりに

お金の概念って、とても大切。世間の情報に耳を傾けつつも、親と子の信頼関係を大切に、その家のルールを見つけることが大切です。そして状況の変化によってルールを見直していく柔軟さも必要。

お金絡みは嫌な話ですが、目先の出来事に気を取られず、何かを学びあう機会と考えて、親子で話し合いながら答えを見つけていってくださいね。

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