2013.08.21

野菜や果物、「スムージーで飲む」or「そのまま食べる」どっちが良い?


お手軽に沢山の野菜・果物が摂れると人気のスムージー。最近では、スムージーバーなども出来ていますね。同じ野菜や果物でも、そのまま食べるのと、スムージーを飲むのとでは、どのような違いがあるのでしょうか?今回は、スムージーとサラダ、それぞれのメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。

スムージーのメリット

一番のメリットは、1杯で沢山の野菜・果物を摂れるという事です。また、素材を細かく砕くことで、栄養素を包む細胞壁が壊れて吸収しやすくなります。さっと飲めるお手軽さも嬉しいですね。

スムージーのデメリット

スムージーのデメリットは、撹拌することで壊れてしまう栄養素がある事です。キュウリやニンジンなどに含まれるアスコルビナーゼという酵素は、ビタミンCを壊してしまいます。アスコルビナーゼは空気に触れることで活性化しますので、撹拌する際に活性化し、せっかくのビタミンCが壊れてしまう場合もあります。また、ブレンダーによっては熱が発生するものもあり、熱に弱いビタミンB1・ビタミンC・カリウムなどの栄養素や酵素が壊れている可能性もあります。
このほか、噛まずに飲んでしまうことも大きなデメリットです。私たちの身体は、噛むことで唾液などの消化液の分泌が始まります。噛まずに飲んでしまうと消化液が充分に分泌されず消化不良になってしまうことも。また、噛む動作は、脳内物質の分泌を促します。良く噛んでこめかみを動かすことで、セロトニンなどの脳内物質の分泌量が増えストレスに強い身体が作られます。

そのまま食べるメリット

何より大きなメリットは、噛んで食べることです。唾液には、消化酵素だけでなく、パロチンという唾液腺ホルモンが含まれています。パロチンは、お肌の新陳代謝を活発にする働きもあり、若返りのホルモンとも呼ばれています。パロチンは噛むことでしか分泌されませんので、噛むことはとても大切な事です。また、アスコルビナーゼや熱による栄養素の破壊も防ぐことができます。ドレッシングを色々かえて、味のバリエーションを楽しめるのもメリットですね。

そのまま食べるデメリット

スムージーに比べると、圧倒的に量が摂れません。また、市販のカット野菜などは、殺菌のために何度も洗浄されていますので、殆どの栄養素が流れでてしまっていて生野菜の効果は期待できません。ご自分で調理される場合には、皮を剥いたり、カットしたり、ドレッシングを作ったり…と手間がかかるのもデメリットかも知れませんね。

おわりに

いかがでしたか?どんなものにもメリット・デメリットはあるものです。スムージー派の方は、スムージーを噛んで食べ、アスコルビナーゼに気を付けると良いでしょう。サラダ派の方は、市販のカット野菜は使わず、生野菜をいつもより小さくカットすることでカサを減らして量を摂るように心掛けましょう。
それぞれの特徴を理解してデメリットを回避しながら、ご自分のライフスタイルにあった野菜・果物の摂り方を見つけて下さいね!

(岩田麻奈未/ハウコレ)
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