2014.08.13

「結婚するまでセックスしたくないと思う私はヘン?」考えたい4つのこと


昭和の半ばくらいまでは、女性は婚前交渉をしないというのが暗黙のルールのようになっていました。「女性は純潔であらねば」という道徳観のようなものがあったのです。ただ、昭和も半ば過ぎになると、女性も自分の意志で恋愛するべきだとする考え方が強まっていきました。今はもちろん、恋愛するもしないも自分の意志で選べますよね。
「私は結婚するまでセックスしたくないと思っています。でも、友だちに言わせれば『そんなのおかしい。恋愛もセックスもたくさんしたほうがいいよ』って。私は自分が正しいと思っていたけど、私のほうがヘンなの?」(23歳/印刷)
 何をどう選ぶかは本人の自由です。でも、彼女のような考え方は、今は少数派になってしまったのかもしれません。このケース、どう考えたらいいのでしょう。

1.なぜ結婚するまでセックスしたくないのかを考える

たとえ正しいことであれ、「~すべき」と考えた時点で、それは誰かからすり込まれた価値観であることが多々あります。「女性は結婚するまでセックスすべきではない」というのは、本当に本人の価値観なのでしょうか。親や親戚や育った環境でそう思わされてきたということはありませんか。このことに限らず、あらゆる価値観は、まず疑ってかかったほうがいいと思います。本当に自分の中から生まれた価値観ではなく、押しつけられたものである可能性が大きいからです。

2.自分の価値観だとしたら、なぜそう思うのか

すり込まれたものではなく、心の底から自分がそう思うのなら、なぜそう思うのかを分析してみましょう。恋愛がいけないものだと思っていませんか? 結婚に崇高な期待を抱いていませんか? 結婚してからのセックスがよくて、恋愛でのセックスはなぜいけないのですか? 妊娠が怖い? 性感染症が怖い? セックスそのものが怖い? 怖いとしたらなぜ怖いと思うようになったのでしょう。自分自身の過去から現在をひもとくような作業になるかもしれませんが、これは決して無駄にはならないはずです。

3.自分にとって「セックス」とはなにか?

恋愛はしてもいいけれど、セックスは結婚までしたくない。もしそう思っているなら、なぜそうなのか考えてみましょう。ひょっとしたら、セックスを「結婚するためのとっておきのカード」だと思っていないでしょうか。

「私自身、そう思っていました。特に思想信条があるわけではなくて、なんとなく結婚するまではしてはいけないような気がしていた。条件のいい人がいて見合いで結婚したら、相手は私が処女だったと喜んでくれて……。でも結局、うまくいかずに離婚したんです。離婚してみて初めて、私はセックスを駆け引きに使っていたと気づきました。今は人を好きになったら、身も心もというのが自然だなと思うようになりました」(28歳/団体)

4.したくなければしない、したければするという自主性を

たとえ恋人同士であっても、セックスしたくなければする必要はありません。結婚するまでしないと固く誓っているなら、それでもいいのです。ただ、結婚まで処女でいなければいけないわけでもありません。むしろ、好きな人ができたらもっと密着していたいという気持ちの延長としてセックスもあり得るのです。自分が頑なになっていないかどうかを考えてみる必要はありそうです。

おわりに

するもしないも自分次第。性感染症や避妊の問題は確かにあります。ただ、基本的にセックスは楽しいものであると思います。好きな人とより楽しい時間をもつのを躊躇する理由がどこにあるのか、一度自問自答してみてもいいかもしれません。

(亀山早苗/ハウコレ)
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