2010.09.28

ただお金を包むだけではない!不祝儀袋の包み方~お葬式編~

熨斗袋が決まったら、表や中封筒に名前を書いて、中にお金を入れます(「お葬式 お香典の金額の決め方」「お葬式 お香典を入れる熨斗袋の選び方」もご覧ください)。

これだけのことですが、お札の種類やペン、金額の書き方まで、細かい決まりが色々あります。後は不祝儀袋を入れ、差し出す際に使う袱紗を用意していれば大丈夫です。特に女性はバッグからいきなり熨斗袋が出てくることが無いよう必ず袱紗を用意しましょう。

お札を入れる時の注意

お葬式には新札は使わず、使ったお札を入れます。お葬式に行く前に銀行で下ろしたら新札が来てしまった場合は一度お札を折って筋目をつけてから入れましょう。水引を外してお金を入れた後に裏側を下向きに止めるのがお葬式です(上向きにするのは結婚式)。間違えないようにしてください。

表書きをする際の決まり

表には水引の下に自分のなまえを書きます。本来は薄墨で書くものですが、今は墨を磨って筆で書く人はほとんどいませんし、薄墨のペンなどは有りませんから、黒のサインペンか筆ペンで丁寧に書きましょう。因みに薄墨を使うのは、涙が墨に入って墨が薄まってしまったという気持ちを表す習慣です。

金額の書き方にも決まりがあります

今はあまり気にしなくなりましたが、本来金額は「金壱萬圓也」のように書きます。一は壱、二は弐、三は参、五は伍、十は拾、千は阡、万は萬、円は圓と書きます。他の数字は同じです。熨斗袋の中に入れる中封筒にこの文字を使って書きます。

中袋の裏には住所と名前を書いておくと親切です。最近は参列者の記帳をカードにすることが多いようですが、カードには会社名と住所を書くことが多いので、自宅の住所を熨斗袋に書いておくと遺族の方に親切です。

袱紗(ふくさ)を使う時の注意

熨斗袋を直にポケットやバッグへ入れるのではなく、布製の袱紗に入れ、受付で袱紗から出し、その上に乗せて差し出すようにします。不祝儀の時は赤や白の袱紗でなく地味な色のものを使います。紫ならどちらにも使えるので、家庭に一つは用意してあると便利です。

もしない時はシルクの風呂敷で代用しましょう。御香典を袱紗に入れる時は、左が上になるように畳みます。不祝儀は左前が基本です。因みに結婚式は右が上ですから間違えないようにしましょう。

意外に多い、入れ忘れ

名前や住所を書き入れ、お金は銀行に行って下ろしてから熨斗袋に入れようということがよくあります。銀行の袋にお金を入れ、内ポケットに入れたまま忘れてしまい、入れ忘れてしまうケースが多いのです。これは、お金を入れてから袱紗にしまう習慣をつけていれば防げます。

入れ忘れにはくれぐれもご注意を。

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