2014.11.24PR

【夢占い】夢操作!あなたが見たいと思った夢を見る方法4つ

古代ギリシャの詩人ホメロスの詩に「角の門と象牙の門」という一節があります。これは磨かれた角の門を通って出てくる夢は正夢になり、象牙の板を張り合わせた門から出てくる夢は人をあざむく偽りの夢になるという話です。
インスピレーションのある夢を見るためには、この角の門の感受性を高めることが大切になります。これには「丹田呼吸」をお勧めします。腹式呼吸でへその下の「丹田」を意識しながらゆっくりと息を吐いていきます(本も多く出ているので詳しいことはネットなどで調べてください)。ヨガや禅の呼吸法としても知られる丹田呼吸は、あなたの夢見の質を劇的に改善します。これを頭に置いたうえで、いくつかの夢操作の方法をご紹介しましょう。
「二枚重ねの靴下の間に赤い唐辛子を入れ、それをはいてから眠りに就き、良い夢を見ることができれば恋人ができる」というおまじないがあります。唐辛子をよく使う韓国では防寒対策として生活の知恵にもなっていますし、足を温めることは良質の眠りを促します。代用として足温器や湯たんぽでもいいでしょう。
また、腰も冷やさないようにしてください。足腰を温めることでインスピレーションのある夢を見やすくします。それに加え、眠りにつく前には冒頭の「丹田呼吸」を行いながら、まだ行ったことはないけれどいつか行ってみたい場所、その風景やそこにある象徴的な建物に入る状況をイメージしてください。建物は事前にネットや写真で見ておいてください。建物の内部を具体的にイメージすることがポイントです。良い夢を見たら恋人ができる前兆になっているかもしれません。
眠る前に深く息を吐きながら彼の写真を1、2分ほど見つめた後、それを枕の下に入れて布団に入ります(名前しかわからない場合はそれを紙に書いて枕に下に、好きな人の表情やしぐさを思い浮かべながら眠ってください)。1時間半で起きるように小さなアラームをセットし、目が覚めたら枕の下の写真を再び見つめます。さらに1時間半で起きるようにアラームをセットし、それを彼が夢に現われるまで繰り返してください。アラームは携帯電話など、スヌーズ機能で静かに目覚められるものを使ってください。
睡眠サイクルを壊さないよう、多くても3回目あたりでやめておくのがいいでしょう。失敗したら日を改めて行ってください。休日前、早めに布団に入って行うのが最適かもしれません。
眠る一時間半ほど前にはお風呂に入っておいてください。お風呂から上がっても足腰は冷やさないよう注意をしてください。布団に入る30分ほど前に彼の写真や映像をゆっくりながめます。
次に、彼といっしょに行きたい場所をできるだけ具体的にイメージしながら眠りに就きます。象徴的な建物があれば、その内部に彼と入っていく状況を詳細にイメージしてください。一連の動作は丹田呼吸を使い、リラックスした状態で行ってください。
眠るときは仰向けにならず、心臓側を上にして横になってください。腕枕(手がしびれないように注意)や高枕などで、完全に寝入らない状態を作ることが必要です。就寝時の環境(雑音や室温)には細心の注意をはらってください。丹田呼吸を行いながらポジティブシンキング(好きなことを思い浮かべる、楽しいことを想像)をしましょう。最初は固定された体勢で眠るため、時々目覚めることがありますが、次の眠りに入る前に先ほどの夢の続きをあなたの好きなストーリーに想像で展開していってください。
もしも悪夢を見たら、室温や外の環境に対応してください。その後、ほどほどのタイミングで通常の眠りの体勢に変えてください。
夢の操作を繰り返すと通常の眠りのサイクルが壊れてしまう危険があるので、頻繁には行わないでください。また、自律神経の働きを強くすると言われる丹田呼吸をほどほどに身につけることが前提です。
本を読んで自分で練習するのもいいし、ヨガや禅のスクールでそのこつをつかむのもいいでしょう。あとは寝室の環境がすべてです。夢見は生理的な影響を大きく受けるので、悪環境の中では悪夢だけを誘発します。

(梶原まさゆめ/ハウコレ)

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