2020.03.10 更新PR

「彼に悪いな・・・」は恋に悪影響?罪悪感がキケンなわけ

「彼に悪いことしちゃった、反省しなくちゃ……」恋愛中、些細なことがきっかけで、彼に申し訳なさや後ろめたさ、罪悪感を持ってしまうことはよくあります。しかし、その感情はあまり長いこと持続させてしまうと、二人の関係をぶち壊す結果につながってしまうのです。ではなぜ罪悪感が危険なのでしょうか。今回は、罪悪感がもたらす悪い影響についてご紹介します。
「待ち合わせの時間に遅れてしまい、彼に『最寄り駅までのバスが遅延した』とウソをついてしまったんです。本当は、腹痛でトイレからなかなか離れられなかったのが理由なんですが、恥ずかしかったのとそれはすでに解決したから言いたくなかった。でも、ウソがバレて彼に責められてしまい、ことある度に『ウソをつく女』と言われます。でも、本当のことなのでなかなか言い返せず、自分が悪いんだと耐えてしまっています」(22才/飲食店アルバイト)

このケースの場合、恥ずかしさで彼に本当のことが言えなかったことから、彼に責められてしまい、彼女の側もウソをついたという罪悪感から、黙りこむしかないと思っているようです。しかし、きっかけは些細なことであるにもかかわらず、倍返し以上の攻撃をされ続けることは、二人の関係は健全ではなくなってしまいます。
「私は、彼にテレビ録画を頼まれたんですが、その日に限って録画に失敗してしまったんです。彼に、申し訳ないことをしたなって謝ったんですが、それに対して『楽しみにしていたのに!どうしてそんな簡単なのができないの?』と責められてしまったんです。私は、すごく反省しているのにさらに責められて腹が立って、つい『大事なものなら人に頼むのが悪いでしょ』と言い返してしまいました」(26才/保育士)

録画に失敗したことを彼からネチネチ責められるうちに、「こんなに反省しているのになんで?」という怒りの気持ちが湧いたことから反撃に転じてしまったのですが、これは、彼に罪悪感を刺激されてしまい、これ以上自分の気持ちが傷つかないようにと、自分を守る行動に出ているのです。しかし、ここで反撃すればするほど、相手には「反省していない」という風にしか映らず、争いはますます広がっていく一方なのです。
「やっぱりきちんと正直に謝って、精算しなきゃなって思います。今更話題に出して言うのも、って思うけど、このままも嫌だし」(24才)

上の2つのケースで共通するのは、彼の側が「怒り」、彼女の側が「罪悪感」です。このお互いの感情を手放すことが、問題解決につながります。そのためには、まず彼女が「ごめんなさい」と謝ります。そして、彼が「いいよ」と許してくれたら、お互いに蒸し返さないよう心がけましょう。これが、感情を「手放す」ということです。
仮に、彼が「許さない」という態度を取るなら、その場から離れるのがいちばんです。間違っても、許してもらおうと下手に出ないようにしてください。許してもらおうとすればするほど、彼は尊大になっていき、あなたの罪悪感を刺激し続けます。
いくら謝っても、許さない態度を取り続ける相手と一緒にいることは、自分にも相手にもよくありません。
いかがでしたか? 罪悪感がもたらす悪い影響について書いていきましたが、人間誰しも失敗しない人はいないのです。だから、彼に悪いことをしたと思ったら、素直に謝り、自分の心から罪悪感のタネを追い出してしまいましょう。

(宇野未悠/ハウコレ)

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