
言い訳を送った私に、言葉のない返信。写真の隅に写っていたのは、空いたままの私の席でした
コラム
4人の笑顔を、責めるための1枚だと受け取りました。隅に写る1脚に気づくまでは。彼女が言葉を添えなかった理由とは。
送信ボタンを押したあとも、私は自分の書いた言い訳を読み返していました。
長くなっていく言い訳
学生時代からの5人組の食事会で、お店を決めて予約までしてくれるのは、いつも彼女です。その会を当日になって断るのは、3回目でした。「ごめん、今日行けなくなった」。そう送ったあとに続けた長文は、「急に外せない仕事が入って、どうしても抜けられなくて」で始まりますが、仕事というのは嘘です。前の欠席について聞かれることを、私は怖がっていました。前のことを聞かれるのが怖くて、当日になるたび行かない理由を探してしまう。文が長くなるのは、短く書くと嘘だと見抜かれる気がしたからでした。
言葉の代わりに届いた1枚
既読はすぐにつきました。けれど返事はなく、届いたのは1枚の画像だけでした。よく笑っている4人が写っています。今ごろあの店で、私の話をしているのだろうか。真っ先にそう考えて、これは責められているのだと受け取りました。あなたが振り回したのはこの人数だと、突きつけられているのだと。
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写真の隅にあったもの


























