
かけっこ6人中6位の息子の一言に、すぐ謝った私→グループを作ったママ友から届いた「謝らないでください」
コラム
既読は4つ付いたまま、誰も何も書き込まないグループチャット。息子の代わりに謝る文を送った私に、しばらくして届いたのは、思っていたのとは違う返信でした。
お風呂から上がると、キッチンに置いたはずのスマホが、リビングのテーブルで光っていました。開いたままになっていたのは、私を含めたママ友5人のグループチャット。最後には、私のアカウントから、見覚えのないひらがなのメッセージが並んでいました。
行事のたびに続いた、ママ友たちの報告
小学2年生の息子のクラスには、1年生の頃から続くママ友のグループチャットがあります。発表会でも漢字テストでも、行事が終わると誰かが「うちの子が1番でした」と写真を送り、ほかのママたちが続くのがお決まりの流れでした。
運動会の日も同じでした。グループを作ったママ友から、ゴールテープを切る娘さんの写真と一緒に「うちの子が1番でした!」。間を置かず、別のママからも「うちの子もリレーで1番!」と写真が届きました。
息子は、かけっこで6人中6位。ゴールのあとも笑っていた顔は覚えているのに、あの流れに写真を並べる気にはなれませんでした。報告できる順位ではない、と思ってしまったのも本当です。いつものように既読だけを付けてスマホをキッチンのカウンターに置き、お風呂へ向かいました。
私の名前で送られていた、息子の言葉
画面にあったのは、このメッセージです。
「みんな1ばんなんだね。ぼくはビリだったけど、たのしかったよ」
送信者は私。既読は4。それから誰も、何も書き込んでいませんでした。ソファで図鑑を広げていた息子に聞くと、あっさりした答えが返ってきました。
「ママ、へんじしてなかったから、ぼくがしといた」
学習アプリを開けるようにと、パスコードを教えていたのは私です。送信を取り消そうとして、既読4の数字にもう1度目がいきました。すでに読まれた文を消せば、なかったことにしたいと言っているようにも見えてしまう。そう考えて、謝る文を打ちました。
「すみません、息子が私のスマホで送ってしまいました。失礼しました」
次のページへ
グループを作ったママ友からの返信





























