
「メッセージの送信を取り消しました」の一行だけ残して黙った彼。1時間後、伏せたスマホに届いたのは彼の妹からの通知
コラム
伏せたスマホに届いた2通
伏せたスマホから通知音がして、表に返すと、送り主は彼の妹でした。前に3人で食事をした時に、連絡先を交換したきりの相手です。
「突然すみません」
「兄がベランダで落ち込んでいます」
黙って消した人が、落ち込んでいる。戸惑いながら「教えてくれてありがとうございます。電話してみます」と返し、彼に電話をかけました。
数回のコールのあと、「ごめん。すぐ返せなくて」と、いつもより低い声。
「さっき何消したの?」と聞くと、少し間があって「……前と同じこと送ってた」とだけ返ってきました。
そして...
そのあと課長の話を、最初から聞いてもらいました。彼はスタンプも答えも挟まず、最後に「嫌だったね」とだけ言いました。
電話を切ってから、チャットをさかのぼります。「それ、前も言ったよね」の下に、「メッセージの送信を取り消しました」の一行。
前と同じことを送ったなら、どうして消す必要があったのでしょうか。
クッションに伏せていたスマホを、今度は画面を上にして枕元に置きました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)






























