
「お電話いただいていたので」店員さんの一言で知った、遅刻した私を待つ彼がしていたこと
コラム
店員さんの一言
着いたのは、前に私が行ってみたいと話したことのある店でした。予約の取りにくい人気店で、いつ話したのかも思い出せないくらい、何気ない会話だったはずです。入り口で名前を告げると、店員さんがにこやかに言いました。
「お電話いただいていたので、お席はそのままにしてあります」
彼が店に連絡を入れてくれていた。それを知っても、さっきの口調を思い出すと、ありがとうの一言がなかなか出てきません。
そして...
帰り道、駅の手前で彼がぽつりと言いました。
「次からは、俺が先に待ってるから」
責められたのか、気づかわれたのか、よく分かりません。
家に帰ってスマホを充電すると、画面には彼からの不在着信がずらりと並んでいました。「時間にうるさい女は無理」と言った彼が、どうしてあんなに何度も電話をかけてきたのか。
次の待ち合わせに向けて、バッグにモバイルバッテリーを入れました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)





























