2015.09.18PR

いつでもできる!「つま先歩き」の驚くべき効果・4つ


ダイエットしたいかた、運動不足のかた、いつでもどこでも、すぐにできるいい方法があることをご存知ですか?その方法はとっても簡単。つま先立ちになって歩くだけ!
 
なぜつま先歩きが効果的なのか、スポーツクラブ勤務経験を持つ著者がご紹介します。
モデルさんなどで、家でもハイヒールを履いて過ごすかたもいるほどつま先歩きは効果的。実際、ハイヒールを履いて歩いた翌日、足が筋肉痛になった経験はありませんか?それはいつも歩く時よりもふくらはぎが持ち上がり鍛えられるからです。

ポイントは、親指の拇指球で床を押すようにして立つこと。人間の身体は比較的外側に引っ張られる傾向にあります。椅子に座っていても、意識していないと膝と左右の膝が離れてしまうと思いますが、それも外側に引っ張られているせいです。つま先立ちをしているときも外側に引っ張られ、小指側に体重が乗ることで、O脚のような体勢になってしまいがち。これでは脚の形が悪くなるだけでなく怪我にもつながりやすいので、内側を意識しましょう。
通常歩く時は足全体を床につけているので身体を支える面も多く、「立つ」という行為自体にバランスを必要とすることはありません。ですが、つま先立ちになるとそれだけでバランスが必要になります。

つま先の先の方で立とうとすればすれほど、バランス力が必要になるので、ただ「立つ」というだけでも難しくなってきます。普段使わない部分の筋肉が鍛えられますよ。
脚にむくみや冷えが起こりやすいのは、下半身の血液やリンパ液の循環がうまく行なわれていないからであり、こういった症状は男性に比べ女性の方が起きやすいと言われています。理由は、女性が男性に比べ筋肉が少ないから。脚の筋肉が重力によって落ちてきた体液を心臓へと戻すポンプの役割をしてくれていますが、筋肉が少ないとポンプの力が弱く循環が悪くなってしまいます。

このつま先立ちで、脚をしっかり動かすことにより筋肉をつけることができ循環力を高めることができます。血液・リンパの流れが良くなることで、身体の中から温まることもできます。
つま先立ちをするとバランスをとる必要があります。猫背のままではバランスを崩しやすく、つま先立ちをキープしにくいため、自然と身体の中心であるおなか・お尻周り、背中の筋肉を使うことになります。正しい姿勢に必要な筋肉を鍛えることができ、姿勢改善も見込めます。

ポイントはただ「つま先立ちをやる」というわけではなく、ハイヒールを履いているつもりで、背筋を伸ばして颯爽と大股で歩くことです。
つま先立ちなら家にいても学校でも職場でもいつでもどこでも、思い出したその場ですぐにできるのでぜひ今日から取り入れてみてください。なるべくつま先の先の方で立つようにして、拇指球で床を押すように意識してみてください。

(栢原 陽子/ライター)

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