2020.04.25 更新PR

「まさか優しいあの人が・・・!」本当のS男を見分ける4つのポイント

「私、どっちかっていうとMだからS系の男の人が好き」という方はいませんか?「SMのS嗜好を持つ男性」というと、ワガママだったり自分勝手な男性をイメージする人も少なくありませんが、実は日常生活ではそんな要素とは程遠く見えたりします。今回は長年SM愛好者が集まる現場に身を置く筆者が、単なる自己中男ではない、本当のS男を見分ける4つのポイントをご紹介します。
相手を支配したいという願望は強いものの、だからといっていきなりそれを強いるのは逆効果であるだと、多くのSは経験上分かっています。そのため、太陽が旅人の服を脱がせるように、絶妙な質問や相槌で相手に自らのことをどんどん語らせ、じわじわと心の中に踏み込んでいくのです。
相手はあまり喋らないのに、妙にこちらだけ自分のことを喋っているなと感じたら、目の前の相手はS男・S女である可能性が高いです。気がつけば自分の弱みを全部さらけ出していた、なんてこともあるかも?
SMというと携わる人間は精神的に病んでいそうなイメージがありますが、Sに関していえば、自分の内面をコントロールできない人間が他人を支配できるわけがありません。
Sはいわゆる「メンヘル」的なところがありません。あったとしても、少なくとも対外的にはうまく制御しています。そのため、会えばいつもニコニコしていて付き合いやすい人が多いです。
傷つけたり、痛めつけたり、汚したりするのはSにとっては愛情表現のひとつなのであって、「変わっている」かもしれませんが、「病んでいる」わけではないのです。
Sは自分が本当にやりたいことをするために、引くべきところでは引くことを知っています。むやみやたらに何でも要求を通そうとするのは、むしろどんな場面でも構われていたいM的気質の持ち主です。
また、要求を通すべく自ら「お膳立て」をすることもあるため、一見かいがいしく見えることもあります。そのため、尽くされているように見えるのに、実際は相手のペースにハマっている、なんてことも非常によく見かけます。
たとえば旅行で計画を立てるとき。「私が考えておくね」と言ってくれるから任せていたら、結局相手の行きたいところにしか行けなかった、なんてことも。Sは、状況を思い通りにするためのレールは自分でせっせと敷くのです。それが表面的にはかいがいしいと映ったとしても。
Sは自分よりも相手に、より正確にいえば「相手をコントロールすること」に興味があります。そのため、意外と自分自身のことには執着しません。容姿や服装も、こだわりや周囲への気遣いはあっても気にし過ぎることはなく、いい意味でどこか力の抜けた感じのする人が多いです。
ちなみに筆者がこれまで会ってきた「女王様」たちは、たいてい普段着はびっくりするぐらいラフでした。
一見するといわゆるSっぽさのない人のほうが、じつは意外とSだったりします。物腰は柔らかいのに何となく一筋縄ではいかなさそう……そう感じる相手であればSの確率は高いといえるでしょう。

(早川舞/ハウコレ)

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