2013.11.24PR

心臓バクバクで起きる、怖い夢の意味とは


目が覚めても恐怖で心臓がバクバクしていたり、悪夢を見て、はっと目覚めたりといったリアルな夢は、ホラー映画のように恐ろしい経験や不幸な出来事の前兆というわけではありません。リアルな幽霊や大地震の夢のほとんどは気候や環境の変化の影響で見ているものです。ではこれらのシンボルについて詳しく解説していきましょう。
リアルな幽霊の夢は、実際の心霊現象と勘違いされる夢のひとつです。主に寒暖差や急激な気候の変動の影響から、あなたの身体に生理的な違和感を生じていることを象徴します。幽霊の正体がわからないように、目に見えない変化が幽霊として表現されているだけなのです。
気持ちの悪い妖獣やゾンビ、異形の妖怪や怪人が現れる夢は基本的に急な環境変化、一時的な生理的な変化への戸惑いを象徴します。ほとんどは環境や自身の体質が変わったことで見るものなので心配ありません。ただし、繰り返して同じモンスターや妖怪の夢を観るなら要注意です。劇的な体質変化、急激な食生活の変化、不摂生な生活に陥らないよう注意をはらってください。特に老いた醜悪な妖怪や人のようで人でない気味の悪いモンスターが繰り返し現れる場合、深刻な病気の発症を警告している事例があります。
大地震や大津波の夢は、生活パターンや社会状況の変化といったあなたの身辺の不安定な環境要素を反映します。津波や地震はあなたの足元の生活基盤を象徴します。けっして地震の前兆になるような正夢ではありませんので、生活改善を行ったり規則正しい生活リズムを保ったりしてください。
あなたの自宅の部屋に侵入者が現れる夢や玄関やドアの外に誰か見知らぬ人がいるような夢は、もちろん泥棒に入られたり犯罪に巻き込まれることを警告したりするものではありませんし、事故や事件の予兆になっているものでもありません。これらの夢は、あなたの健康や生活環境に無防備でいることを反映しています。生活環境を整え、体調の急変に注意をはらってください。
たとえば室温が深夜になって急激に低下したり、睡眠中の異音や周囲で起こるけたたましい生活音に影響されたりすると、本能的に外で起こっている何らかの緊急事態に対応するため、自分の体を無理やり起こそうとします。その時には心拍数がどうしても上がってしまいます。人間も元は野性動物なので、眠っていてもすぐに身の危険に対応できるようになっているのです。耳や肌で感じた異常は、異様な怪物や幽霊の姿として表現されます。

(梶原まさゆめ/ハウコレ)

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