うつむき加減の彼女

2019.01.02PR

セフレはあなたに引かれると思って「好きです、付き合って!」って言えない


セフレに対して「この子とは1回しかヤラない」と決めている男子って、いないんですよね。もしいるとすれば、たとえば仕事で出会った女子とセフレの関係になって、2回も3回もエッチすると情が移って仕事に支障をきたすから1回しかヤラない…といったケース。

それ以外のケースはすべて、男子はセフレに対して、何回でもエッチしたいと思っているし、すればするほど情が移って、相手のことが好きになるんですよね。…といったことを意外と知らない女性も多いと思いますので、男子が考えていることや、男子がとる行動の裏側にある気持ちを解説していきます。
「セフレのことを好きになったから付き合いたいのだけど、彼が真剣に付き合おうと言ってこない」と、女子が悩んでいるケースは、女子のほうから「真剣に付き合ってよ」と言うと、すんなり付き合ってくれることもあります。

エッチをすればするほど情が移る男子が、セフレに対して何をもっとも恐れているのかといえば、「好きです」と言った時点で、彼女に愛想を尽かされることです。

「好きです」と言ったら、彼のあなたに対する独占欲がまる出しになるでしょ?「それまではクールに振る舞っていた彼が、じつはわたしのことを独占しようと思っていたんだ!」って思うでしょ?そう思えば、女子は「それまではセフレの彼に自分のプライベートなことを友達感覚で気軽にしゃべっていたけれど、彼、わたしのことが好きなのなら、彼が嫉妬しそうなことについては、言わない」と決めるでしょ?あるいは「好きとかそんなのはいらなんだけどな」と思う女子もいるでしょ?

だから彼は、セフレのことが好きになっても、好きですと言わないんです。
男にとって、独占欲と嫉妬心は、なにがあっても好きな相手に見られたくないのです。もしそれらの感情がセフレの彼女にバレたら、エッチさせてくれなくなると恐れているのです。

そんな女々しい男となんかエッチしたくないわ、と女子は思っている…と彼は考えているのです。セフレの彼女は、楽しく気持ちいいことができればそれでいいと思っていると決め込んでいるのです。
同時に、「セフレの彼女と付き合いたいなあ」とも彼は思っています。冒頭に書いたように、男はエッチさせてくれた女子のことを、ほぼ自動的に好きになるからです。

男子にとってエッチとは、単に気持ちいいことだけではないんですよね。男子にとってエッチの相手とは、自分に最大の自己承認を与えてくれる存在なのです。だから、男子にとって人生最大につらかったこととは「好きな彼女にエッチを断られたこと」なのです。

好きな女子のハダカを見れなかったことが哀しいのではなく、大好きな彼女に自分の「人格」を受け入れてもらえなかったから哀しいのです。「モノ」を受け入れてもらえなかったのではなく、「人格」を受け入れてもらえなかったという事実が、彼の心をいつまでも締めつけるのです。
セフレの彼は、あなたに「好きです」と、ホントは言いたいと思っています。「好きだから真剣に付き合ってください」と思っています。もし、あなたが彼に対して強がっていて、「わたし、他にもセフレがいるから、別に今夜あなたとエッチできなくてもいいし」と言うと、彼はものすごく傷つくのです。彼は強がってあなたの前でクールに振る舞っているだけだから。ホンネでは「好きです、付き合ってください」と思っているから。

だから、セフレの彼と、真剣に付き合う気のない女子は、3ヵ月くらいで彼とセフレの関係を解消させないと、彼があなたにどんどん情が入ってしまって、後からすごく大変なことになります。最悪、彼はあなたのストーカーになります。
セフレの彼と真剣に付き合いたいと思っている人は、次に彼とエッチした時、「付き合ってよ」と彼に言ったほうがいいです。

彼はあなたの申し出を断らないどころか、あなたから「付き合ってよ」と言われるのを待っているからです。何度も言うようですが、セフレの彼は、あなたのことを独占したいと思っていますが、独占欲が彼女にバレたら女々しい男だと嫌われると恐れているのです。
セフレとは本来、相手に対する独占欲も嫉妬心もない状態で、お互いに楽しくエッチできる相手のことを指す言葉です。
今は男女ともに、「好きと言えないから先にカラダから入ろう」と思ってセフレになっています。先においしい思いをしても、後からおいしい思いをしても、残るのは「告白する」という、誰にとっても少々しんどいことだけです。

独占欲と嫉妬心をセフレの彼女に見られたら嫌われるかもしれない――男子がこう恐れている以上、そのしんどいことは、女子の方も少しはかぶらなくてはならなくなりました。。
お互いが怖がって立ち止まっているままでは、なにも変わらないのです。勇気が要ることだけれど、二人の関係を前進させるためにも行動してみるてくださいね。(ひとみしょう/作家)

(ハウコレ編集部)

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