束縛しない彼氏と付き合った方が幸せになれるって本当?
カップル
川口美樹
女性の中には(多少は)束縛されていた方が嬉しいと答えるひともいます。
その理由は「愛されていると感じるから」・「自分のことが好きなんだなって思えるから」・「淡白すぎるとかえって不安になるから」など様々あると思うのですが…。
束縛は!百害あって!一利なし!
そう断言させてください。束縛は愛情の裏返しでは決してないんですよ。
目次
「好きだから束縛する」という誤解
束縛をされて嬉しく感じるのは、「束縛するのは相手のことが好きだという証拠だ」と認識しているからだと思います。
恋人を好きになるあまり束縛してしまう傾向にある人は、自分の場合がそうだからと、なおさら思いたくなるでしょう。
しかし相手のことを本当に「好き」であれば、束縛することなんて本来ありあえないことなんです。
裏を返せば、束縛をしてしまうということは、相手のことを心の底から好きではないし、信用していないということになります。
これは自分自身の感情を否定することになるので、かなり受け入れにくい意見だと思います。
それでも少し耳を傾けてもらえたらと思います。それがあなた自身の幸せに繋がることになりますから。
束縛したい、という気持ちの裏側にある恐怖と不安
では人がどんな時に相手を束縛したくなるかというと、不安や恐怖心を抱いている時です。
相手が誰か違う人に好意を寄せてしまうのではないかという恐怖、今のこの関係を失いたくないという不安、そういった負の感情が人を束縛に向かわせます。
つまり彼が「俺以外の男と喋んじゃねぇよ」というのは、あなたのことが好きだからではなく、自分という存在を大事にしてほしい、自分だけを見ていてもらいたい、という極めて自己中心的な感情が奥底に眠っているからなのです。
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あなたが束縛を嬉しく感じてしまう理由