2014.09.12PR

AVはファンタジー!?業界人が真似してほしくない「セックステクニック」4つ


こんにちは!夜の性活相談員・小室友里です。夜の性活、潤ってますか〜?

学校や教科書では教えてくれないこと。その一つがセックスのあれこれです。
恋をして、好きな人と肌を重ねて、時間と回数をかけてその一つ一つを身体で覚えていくしかない…。それがセックスです。しかし18歳になるとアレが観られるようになりますね。誰も教えてくれないセックスのことをこっそりと教えてくれる存在。そう、AVです。
AVが日本に生まれて33年。その間にAVは男性女性垣根なく、セックスの教科書的位置付けになりました。

ところが!AV業界人からしたら「おいおい!ちょっと待ってくれよ!そのテクニックをリアルで真似されると困るんだよなぁ…」。これが正直な心境なんです。

AV業界人はどんなテクニックを真似してほしくないと思っているのでしょうか。
セックスの時に指入れするもの、と思っている人がほとんどです。が、改めて考えてください。膣は臓器の一つ。つまり内蔵の中に指を入れる行為なのです。手を洗わなかったり、爪が伸びたままで指入れしていいわけがありませんよね。男優さんの爪は誰もみんな、見事なまでの深爪になっています。それは女優さんに対する最低限のルールであり、女優さんのカラダと心を守るマナーだからです。
AVから得られるテクニックの代表格といえば、潮吹き。潮吹きが観られないAVの方がもはやマイノリティと言えるでしょう。
しかし潮吹きはAV男優さん達の卓越したテクニックと、女優さんへの細やかな気配りと、最近では女優さん自身のたゆまぬ努力があってこそ成立するもの。見よう見まねで出来るものではありません。膣の中で指をグイグイ激しく動かせば吹くと思ったら大間違い!女性の膣を傷つけてしまうだけです。ましてや、1でお話した通り指や爪が清潔に保たれていなかったら、膣内に付いた傷から様々な病気になってしまうかもしれません。
顔面発射が用いられるようになったのは、男優の射精が映像上で分かりづらかったことに起因します。分かるようにお腹の上に出し、胸に出し、顔の方がもっとエロい演出になるんじゃないか…。そんなAV制作陣の試行錯誤が、現在の顔面発射を生み出しました。男優さんも気持ちいいから顔に出しているのでないんです。肉体的快楽で言えば、顔に出すよりゴムを着けたまま膣内で出した方がよっぽど気持ちがいいんです。それに精液が目に入ると、目がまっ赤になってしばらく赤味が引かず、当然ですがハンパなく滲みます。
これもエロい演出を追及した一つの形です。中出し演出をするにあたり、男優さんは自分に感染する病気がないことを証明するため、病院で診断書をもらってきます。女優さんも診断書をもらい、さらにピルをしっかりと飲んで避妊対策を取ります。そこまでの準備があって、初めて中出し演出が出来るのです。安易な気持ちで真似した結果は…妊娠という逃げられない現実が待っています。
AVでやっているからこれが気持ちいいセックスには必要なことだろう、と安易に真似すると、2人のセックスライフに大きな傷を残すかもしれません。
AVは飽くまでフィクション、ファンタジーの世界だということ。そしてそこにいる人たちはみな、プロの仕事としてセックスと『演じて』いることをお忘れなく!

(小室友里/ハウコレ)

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