
「次からは自分で詰めろ」と父に叱られた私が、3か月後に妻に言った言葉
コラム
会議室を出てスマホを見ると、家族のグループチャットに通知が4つ並んでいました。
送った先を確かめずに入った会議
妻の弁当は結婚してから3年、毎日玄関に置いてあります。中身は卵焼きと冷凍の唐揚げが多く、私はそれを同僚との2人のチャットに、愚痴るのが癖になっていました。
その日も会議の前に、「代わり映えがなくてつまらない、昔より家事もやってくれなくなった」と打って送りました。送った先を確かめずに、会議室へ入りました。
通知の初めの3つは母でした。それを言う相手が違う、詰めてもらっている側が言うことではない、自分で詰めたことが一度でもあるのか、と続き、3つ目は妻に向いていました。毎日ありがとうね、という文です。母が私を叱った文の下に、妻への礼が並んでいました。
父が初めて書いた文
父の文が、その下にありました。父がこのチャットで文を書いたのは、初めてです。
「弁当につまらないと言うなら、次からは自分で詰めろ。父さんは30年間母さんの弁当を食べてきたが、未だに美味しいと感じるぞ。お前には言いたいことがある。今度の休みに2人で来なさい」
私は廊下の窓のところで、家族のグループチャットに打ちました。
「すみません。間違えました。休みに行きます」
帰宅して、玄関で頭を下げました。妻は何も聞かずに、私をリビングに上げました。
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父が居間で言ったこと


























