
義姉の「暇でしょ?」を断れない私の代わりに、夫がグループチャットへ送った一言
コラム
洗濯物をたたむ手を止めて、通知の続く画面を確かめました。夫の実家のグループチャットに並んでいたのは、義姉からの子守の頼みです。今月に入って3度目でしたが、私は返信の文を打っては消していました。
いつも「暇でしょ?」で始まる頼み
義姉からのメッセージは、いつも「暇でしょ?あさって、うちの子また頼める?」で始まります。義父母も入っているグループに書くのも毎回のことです。2年前、義実家の集まりで「家で仕事をしているので、困ったときは声をかけてください」と言ったのは私で、義姉はそれを言葉どおりに使ってきました。前の2回は締切を前倒しして引き受けましたが、今回は明日が月次の締切です。「今回は締切が」まで打ったところで、次の通知が重なりました。
「既読ついてるよね?家にいるんだし、いいでしょ」
姪の顔が浮かびます。仕事を理由に断る文面が書けず、送ったのは「大丈夫ですよ」の一言でした。
仕事中の夫の名前が、グループに並んだ
数分して、また通知が鳴りました。差出人は外回りのはずの夫でした。
「姉ちゃん、あいつ暇じゃないよ。仕事中。次は俺に聞いて」
夫が家族のグループで姉に何か言うのを、結婚してから見たことがありません。義姉の返事はすぐでした。
「在宅でしょ?前も平気だったじゃない」
夫が続けます。「前は締切ずらして預かってた。姉ちゃんが知らないだけ」。少し間があって、「わかった。ごめん」と届きました。
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「姉ちゃんには別で話しておいた」



























