
「明日返す」を2ヶ月続けた同僚→催促をやめ、言葉なしで1枚の画像を送りました
コラム
催促の文面を消して選んだもの
「いい加減にして」「いつ返すつもり?」。打っては、送信の手前で消しました。どの言葉も、送った瞬間に同期としての関係が変わってしまいそうだったのです。
消した文面の代わりに、トーク画面をさかのぼってみました。私の問いかけと、彼の「明日返す」が交互に並んでいました。その部分をスクリーンショットに収め、文章は付けずに画像だけを送りました。
既読はすぐについて、返信が届いたのは洗い物を一通り済ませたあとでした。
「ごめん。今度こそ、ちゃんとする」
また約束の言葉かと思いながら、スマホを伏せてテーブルに置きました。
そして...
翌日、会議資料をまとめていると、チャットに送金の通知が届きました。金額は3万円。続けてメッセージが1通。
「遅くなってほんとにごめん。全額送った」
「受け取りました。ありがとう」とだけ返し、そのまま旅行代金の支払いを済ませました。
2ヶ月変わらなかった彼が、なぜあの画像1枚で動いたのか。その答えは、届いたメッセージのどこにも書かれていませんでした。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)






























