「お姉さんに乗り換えようかな」と送ってきた彼→スクショを見た姉が返した一言

コラム

「送っておいたよ」のあとで

しばらくして、姉から届いたのは短いメッセージでした。

「送っておいたよ」

何を、どんなふうに送ったのかは書かれていません。いつもの姉なら、きつい言葉は選ばないはず。そう思う一方で、「信じられない」と返してきたあの速さを思い出すと、うまく想像がつきませんでした。

続けて、彼からもメッセージが届きました。

「ごめん。浮かれてて、言っていいことと悪いことの区別がついてなかった」

「お姉さんにもちゃんと謝った」

彼がここまで言うのだから、姉から何か言われたのでしょう。少し時間を置いてから、短く返しました。

「次はないからね」

そして...

それから彼は、あの手の冗談を一度も口にしなくなりました。姉も何事もなかったように彼と接してくれて、結婚の準備では式場選びにまで付き合ってくれたほどです。

新居に遊びに来た姉と彼が、キッチンで鍋の味見をしながら笑っていました。以前なら少し構えていたはずの光景を、ソファで湯のみを持ったまま眺めていました。

姉が彼にどんな言葉を送ったのか、結局聞かないままでした。それでも、姉がいつでも私の味方なのだということは、あの日はっきり分かりました。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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