
「お姉さんに乗り換えようかな」彼女の姉とすっかり打ち解けた俺→軽口をやめると決めた理由
コラム
浮かれたまま送った2通に、彼女からの返信はありませんでした。代わりに届いたのは、さっきまで一緒に笑っていたお姉さんからのメッセージです。
改札で2人と別れたあと、駅のホームのベンチで、店で撮った写真を見返していました。彼女のお姉さんと会うのは初めてで、店を出るまで話が途切れることはありませんでした。その余韻のまま、俺は彼女とのチャットを開きました。
浮かれたまま打った2通
結婚を前提に付き合っている彼女から、お姉さんに会ってほしいと言われたのは少し前のこと。実際に会ったお姉さんは明るく、好きな映画の話から学生時代のアルバイトの話まで、自然に話を広げてくれました。
緊張が解けた反動で、すっかり舞い上がっていたのだと思います。彼女の家族に受け入れてもらえた。その嬉しさを、自分なりの冗談で伝えたつもりでした。
「今日最高すぎた」
「お姉さんに乗り換えようかな」
お姉さんを褒めれば、彼女も喜ぶと思っていたのです。既読はすぐにつきましたが、返信は来ませんでした。
お姉さんから届いたメッセージ
しばらくして、登録していないアカウントからメッセージが届きました。開くと、お姉さんからでした。
「妹に送ったあなたのメッセージを見せてもらいました」
「私の妹を傷つけるの冗談でもやめてください」
「これが続くなら親にも言いますよ」
店で見せていた笑顔からは想像できない、まっすぐな文面でした。彼女が、俺の送った画面をお姉さんに見せた。それだけあの2通が引っかかったということです。褒めたつもりの言葉は、彼女には比べられたように届いていたのかもしれない。そこでようやく、自分のずれに気づきました。
お姉さんには、すぐに返信しました。
「本当にすみませんでした。二度と言いません」
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打っては消した言い訳




























