
「今日、会社の子に告白された」と楽しそうな彼→返す前に届いた2通目は「行ってきてもいいよね?」
コラム
明るい文面が続くほど、私の返事は短くなっていきました。気づいてほしくて送った質問に、彼から届いたのは思いもしない返事でした。
洗ったマグカップを拭いていると、カウンターに置いたスマホが続けて鳴りました。仕事帰りの彼から届いた、いつものメッセージだと思っていました。ところが画面に並んでいたのは、楽しそうな調子の思いがけない報告でした。
照れた顔のスタンプ付きの報告
付き合って2年になる彼とは、別々に暮らしています。仕事終わりにその日の出来事を送り合うのが、私たちのいつもの流れでした。
届いていたのは、「今日、会社の子に告白された」。その下に、照れた顔のキャラクターのスタンプが1つ。
告白の中身より先に、そのスタンプが目に入りました。報告にしては、ずいぶん楽しそうです。入力欄に「へえ」と打って、送らずに消しました。
「行ってきてもいいよね?」の書き方
返事を考えているうちに、2通目が届きました。
「彼女いるって言ったら、じゃあ友達として仲良くしてくださいって!今度飲みに誘われたから、行ってきてもいいよね?」
断ったとは、どこにも書いてありません。彼女がいると伝えただけで、話はもう「友達として」に変わっている。いいよね、と聞いておきながら、行くことは決まっているような書き方でした。
拭きかけのマグカップを置いて、ふきんをカウンターに放りました。
「友達としてって、2人で?」と送ると、すぐに既読がつきました。
「たぶん!せっかくだし仲良くしたいじゃん」
自分に好意を持っている相手と、2人で飲みに行く。それを彼女に、この調子で聞いてくる。危機感がないのか、私がどう思うかを考えていないのか。どちらにしても、彼の文面に「!」が増えるほど、こちらの返事は短くなっていきました。
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先輩の名前を出してみた




























