
「今日、会社の子に告白された」と楽しそうな彼→返す前に届いた2通目は「行ってきてもいいよね?」
コラム
先輩の名前を出してみた
「行かないで」と打ちかけて、消しました。それを送れば、私だけが心の狭い人になる気がしたのです。
代わりに浮かんだのは、同じ部署の先輩でした。入社した頃から何かと面倒を見てくれる男性の先輩で、彼にも何度か話したことがあります。
「じゃあ私も今度、先輩と飲みに行ってきていい?」
返事は、すぐに来ました。
「え、それは話が違くない?」
そして...
画面の文字を読み直して、思わず笑いそうになりました。自分が言われたら嫌なことは、ちゃんと分かっている。それなのに、同じことを私には楽しそうに聞いてきたのです。
「同じようなことしてるんだよ」
そう送って、スマホをカウンターに伏せました。しばらくして画面を返すと、既読はついたまま、返事は届いていませんでした。
あの「!」だらけの文面を打っていたとき、彼は私がどう受け取るか、一度でも考えたのだろうか。拭き終えていないマグカップが、カウンターに置きっぱなしのままでした。
(20代女性・販売職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)






























