
娘の既読が2日つかず、大学に電話しかけた私。番号を押し終える前に届いたのは60件の通知
コラム
送ったメッセージは、どれも既読がつかないまま。娘の友達の連絡先も知らない私に、思いつく手段は1つしか残っていませんでした。
娘とのチャットを開いては、閉じる。春から1人暮らしを始めた大学生の娘は、返信こそ短いものの、既読がつかないことはこれまで一度もありませんでした。
「ちゃんと食べてる?」に、既読がつかない
最初に送ったのは、「ちゃんと食べてる?」といういつもの一言でした。普段なら、半日もしないうちに「うん」とだけ返ってくるはずです。
ここ数か月、娘の返信はずっとこの調子でした。
「了解」「大丈夫」「うん」
慣れない街で忙しいのだろうと、深く聞かないようにしてきたつもりです。けれど翌日になっても、メッセージに既読の表示はつかないまま。「忙しいのかな。落ち着いたらスタンプだけでもいいよ」と重ねて送り、スマホを伏せました。
電話の向こうから聞こえたのは、決まった案内だけ
電話をかけると、聞こえてきたのは「電波の届かない場所にいるか、電源が入っていない」という案内でした。2回、3回とかけ直しても、同じ声が流れるだけ。
充電が切れただけなら、それで済む話です。でも、もし部屋で倒れていたら。帰り道で何かあったら。そのたびにチャットを開き、既読のない吹き出しを見つめました。
住んでいるアパートまでは新幹線の距離。頼れるのは、娘が通う大学くらいでした。
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大学の番号に指をかけたとき




























