2017.03.21

「この恋、もうダメかも」ってところからがホントにおもしろい恋愛です

彼とつきあっていて「わたしたち、別れることになってしまうかも」と思ったら、自然消滅というか、フェードアウトしてゆく人もいると思います。
でもホントは、「この恋、もうダメかも」と思ったところからが、恋愛のおもしろいところです。

■恋愛ごときで、ふつうは誰も死なない

「この恋、もうダメかも」と思ったとき、とるべき手段が、おそらく3つあると思います。

1 フェードアウトさせる
2 ダメにならないようにどうするか、考える
3 彼と話し合う

自分が傷つくことや、彼を傷つけることを過度におそれるクセのある人は、きっとフェードアウトを選択するのかもしれません。弱ったネコがひっそりと山にわけはいって死を待つように。

でも、ふつうは恋愛「ごとき」で、あなたも彼も死なないので、恋愛がうまい人は、「考える」か「彼と話し合う」という選択肢を選ぶものです。

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LINEなどで「ねえ、まだわたしのこと好き?」「まあまあ好き」「まあまあってことは、もうあまり好きじゃないってこと?」「うん、そうかも」「なら別れよっか」なんてトークをしているようでは……ってことです。
つまり、どうであれ、いっときは愛しあった相手なわけだから、ちゃんと最後まで愛してあげないと!ってことです。

■彼にハグされていても・・・

「ダメかもしれない」という状態でも、彼と話し合うと意外なことがいろいろわかってきます。
愛しあっているふたりは、往々にして同じことを考えているものですが、それぞれ見ている視点は全然ちがいます。
たとえばふたりで夕陽を見るとします。あなたも彼もきっと、「美しい夕映えだなあ」と感じることでしょう。
でも、あなたと彼とでは、夕陽を見ている場所が少しちがいます。彼があなたの背後からあなたのことを抱きしめていたとしても、少し視点がちがいますよね?

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恋愛なんて、そんな「視点がちがう事実」の集積にすぎなかったりもするのです。
彼とケンカをしていても、そのケンカの原因を、ふたりで別のところから眺めていたりするのです。
別れることになるかも……とあなたが思っているとき、男にも勘があるので、彼もきっとそう思っていると思いますが、その原因をふたりでちがうところに見出しているなんてことは、ホントによくある話なのです。

■「深み」がほしいところです

彼と話し合った結果、あなたと彼とで、「同じことを感じているけど、見ているところが少しちがっていた」ということがわかる、というのが、恋愛のもっともおもしろいところではないかと思います。

「彼と別れることになるかも」と、ひとりで悩んでいるときって、心が苦しいですよね?その苦しさに風穴が開いて、「別れることになるかもなんて、わたしの思い違いだった」と知るとか、「彼は彼で真剣にわたしのことを考えてくれていたんだ」という発見があるとか、そういうのって、喜び以外のなにものでもないはずです。

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最近よく、多様性(ダイバーシティ)という言葉が、メディアに出てきます。世の中がある1つの方向に過度に向かっているので、それに対して警鐘を鳴らす識者が多いのだろうと思います。
恋愛って、たったふたりでやるものですが、彼とあなたとで、ときにまったく別の視点で別のことを考えているものです。
あなたと彼とでつくっている1つの恋を、いくつもの視点から見ることができるきっかけを与えてくれるのが「別れることになるかもしれない」と焦るときです。
焦りを「多様な視点」に変えることができれば、その恋に深みが生まれます。たとえ彼と別れることになったとしても、深みのある恋は、あなたののちの人生に、いろんなことを教えてくれます。(ひとみしょう/ライター)

(ハウコレ編集部)
(古泉千里/モデル)
(泉三郎/カメラマン)

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