2020.02.07 更新PR

彼氏がいるのに、過去の恋心が捨てられない…、この複雑な気持ち、どうしよう?

今回は22才の方から寄せられたお悩みにお答えしたいと思います。

「前に好きだった人がまだ気になっています。今、私にはその人とは違う彼氏がいるのですが遠距離でなかなか会えません。
今の彼と会えない間も、前に好きだった人のことばかり考えてしまいます。LINEもしてしまいそうになります。このどうしようもない気持ちをどうにか抑えたいです。」

前に好きだった人って、ちょっと美化してしまう部分もありませんか?つらいことを思い出すよりも、楽しかった瞬間やこんな表情が好きだったなあ…などなど。
良いことを思い出すのは、たしかにとてもよい恋愛だった証しです。

でも、それって、今の彼と比べているわけで、今の彼を裏切ってしまうことにもつながります。相談者さんも、そんな危うさをかんじているよう。

過去は過去、今は今としてきちんと割り切り、凛とした態度で未来へのぞみましょう。さあ、それでは今後どうすれば良いか一緒に考えていきたいと思います。
そもそも、そんなに好きだった人とは、どうして上手くいかなかったのでしょうか?もうダメだ、この恋は終わりにしよう、そう決めたとき、あなたはどう感じましたか?

あなただけにしかわからないその時の感情を、ゆっくり思い返してみましょう。きっと、負の感情もよみがえることでしょう。そのあとで、今の彼と付き合うことになったキッカケを思い出してみましょう。

たとえそのきっかけが「なんとなく」というあいまいなものであっても、そこには、新鮮な感情や感動が少なからずあったはずです。
それらを思い出し比べてみた時、自分が幸せだったのはいつだったか?

それを思い出すことで、過去に好きだった人、そして今の彼への自分の気持ちが見えてくるはずです。
今現在、自分はいったい誰のことが好きなんだろう?と考えた時にわからなくなったら、ヒントになることがあります。

たとえばどこかへ行ったときや、日常のふとした瞬間など、「こういうことがあったの!」と話しを聞いてもらいたい!感動を共有したい!と思う男性は、はたして誰なのか?ゆっくり自分の心の声を感じてみましょう。

その相手が今の彼だと感じられるなら、それはもうあなたの中で出た真の答えなのです。体の距離は遠くても、ラインや電話などで今日あったことや素直な気持ちを伝えるなど、心の距離を縮める方法はたくさんあります。
過去の人へ連絡するよりも、今の彼にどんどん連絡をしてあげてください。

さらに、もしも一人で考えてもわからないときは、友達などに本音の話しを聞いてもらうのもよいでしょう。
第三者からの冷静で客観的な意見は、時にとても参考になるものです。
現実として、今の彼との付き合いという形があるのなら、やはり過去の人へのアクションは避けるべきです。気持ちが残っているなら、なおさらです。
会えない寂しさをこらえきれないほど感じるなら、それはそのぶん今の彼への好意が深いということだと思います。

そんな中、連絡をしたい!と思う過去の人は、あなたの寂しさを軽くするための都合のよい存在になっていませんか?連絡を取ればきっと慰めてくれるはず、会いたいと思ってくれるはず、さびしい気持ちを共感してくれるはず。

そんな期待があるうちは、連絡をするべきではないでしょう。さびしい気持ちはわかりますが、そんな気持ちは他のことで発散することをおすすめします。
軽はずみな行動によって今の彼を傷つけたりせっかくの恋を棒に振るようなことはしないのが得策です。
本当に大切な人が現れた時って、迷うことなく何よりも誰よりもその人だけを大切にして、よそ見する暇なんてないのではないかと思います。

相手に見返りを求めたり、とりあえずの優しい言葉をほしがってばかりいると、そんな真実を見きわめる目もどうしてもくもりがちになってしまいます。あなた自身が、本当は誰を好きか?を考えた時に、結局どちらにもいい顔をしたい時点で、愛情が分散しているようにも感じられます。

つまり、どちらもそこまで本気で好きではないのでは…ということです。また、はっきりした答えが自分の中に出ないのであれば、もしかしたら今はどちらかを選ぶタイミングではないのかもしれません。

もしもそんな答えに行きついてしまったら、まずは自分が一番どうしたいかを最優先しましょう。
恋愛ではなく自分の目標に全力を出したい、など、何かしらの方向が見つけられたら、「どちらの彼も選ばない勇気」も必要なのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか?多少厳しいことも言ってしまいましたが、あいまいな気持ちには、多少の荒療治も必要になることがあります。

自分がどうしたいか?を第一に考え、そのうえで他人に対する不義理をやめてみることで、これからのあなたの恋愛、そして人生がぐっとレベルアップするのではないかと思います。

一番幸せになる方法をあなた自身で感じ取り、選びながら、素敵な未来を手に入れてくださいね。

(松本ゆずか/ライター)

(ハウコレ編集部)

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