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第15回 男性の記憶に残るのは?「二次会粘り系女子 VS 一次会早抜け系女子」:勝つ女/負ける女

コラム

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犯人A子


年末年始にかけて飲み会ラッシュをくぐり抜けてきた皆さん。こうしたイベントでどう人と関わるかって、その後の恋愛を意外と左右するもの。お酒と男女が組み合わさったらだいたい何か起こるものですからね。

今回は、「二次会に行く粘り系女子」「一次会で帰るあっさり系女子」の2軍に分けて、恋愛勝負力を見ていきましょう!


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プラスがあればマイナスがあり、黒があれば白があるように、ものごとには「両端」があるもの。人間だってそうですよね。そんな“両極端な性質を持った”女子たちに注目して、恋の議論をああでもないこうでもない…とバチバチ燃やしていくこの連載。

青山の裏手に位置するカウンターバー(という設定)の店長サトコとアルバイトのマチコが徹底討論いたします。

◇ララララブ・サムバディ トゥナイト

マチコ(以下マ): サトコさん、私、最近つくづく思うんです。「事件は一次会で起きるんじゃない、二次会で起きるんだ!」って。


サトコ(以下サ): いつも通り唐突だけど、何が言いたいか分かったわよ。男女に恋が生まれるのは、一次会じゃなくって二次会、そう言いたいんでしょ。


マ: さすが、サトコさん!私、この前行った飲み会、あんまり退屈だったんで、後半は誰の話も聞かずに、半分白目で黙って虚空を見つめていたらしいんです……。翌日指摘されました。


サ: わ!態度悪!でも、そういうマチコのハッキリしたところ、嫌いじゃないわ。じゃあ、その日は当然、二次会には行かなかったわけね。

◇泥臭い忍耐も健気で可愛い

サ: 一次会が終わった後、みんなでグズグズとお店の前でたむろしてる時間、あれってイヤよね。


マ: そうなんです。あのメンバーであと二時間とかって、時間とお金のムダ使いでしかないと思って帰りました。だけど、その後二次会に行った女友達に聞いたら、二次会からすごいイケメンが参加してきて、その彼といい感じになったと。


サ: なるほど。我慢して二次会に付き合うと、いい事もあるのね。そして、これは飲み会に限らず、グズグズ残ることの効用ってあるかも。たとえばスキーとかテニスの合宿で、いつまでも寝ずに、夜を徹して男子飲みに付き合う女子っているじゃない。


マ: いますね。お開きになるまで、メイクも落とさず、死んでも寝ないんです。あとは、やたらとグズグズ残業してて帰らない女子。同じく残業している男子に、帰りに飲みに誘われて、そこから恋に発展するケースも多いと聞きます。


サ: 男子は、いつまでもニコニコと付き合ってくれるのを「優しさ」、遅くまで残業しているのを「健気」って捉えるんでしょうね。実際は、恋のチャンスをしつこく狙っていたり、ただ要領が悪くて仕事が遅いだけだったりするのに。

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