2017.01.12PR

第15回 男性の記憶に残るのは?「二次会粘り系女子 VS 一次会早抜け系女子」:勝つ女/負ける女


年末年始にかけて飲み会ラッシュをくぐり抜けてきた皆さん。こうしたイベントでどう人と関わるかって、その後の恋愛を意外と左右するもの。お酒と男女が組み合わさったらだいたい何か起こるものですからね。
今回は、「二次会に行く粘り系女子」「一次会で帰るあっさり系女子」の2軍に分けて、恋愛勝負力を見ていきましょう!

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プラスがあればマイナスがあり、黒があれば白があるように、ものごとには「両端」があるもの。人間だってそうですよね。そんな“両極端な性質を持った”女子たちに注目して、恋の議論をああでもないこうでもない…とバチバチ燃やしていくこの連載。
青山の裏手に位置するカウンターバー(という設定)の店長サトコとアルバイトのマチコが徹底討論いたします。
マチコ(以下マ): サトコさん、私、最近つくづく思うんです。「事件は一次会で起きるんじゃない、二次会で起きるんだ!」って。

サトコ(以下サ): いつも通り唐突だけど、何が言いたいか分かったわよ。男女に恋が生まれるのは、一次会じゃなくって二次会、そう言いたいんでしょ。

マ: さすが、サトコさん!私、この前行った飲み会、あんまり退屈だったんで、後半は誰の話も聞かずに、半分白目で黙って虚空を見つめていたらしいんです……。翌日指摘されました。

サ: わ!態度悪!でも、そういうマチコのハッキリしたところ、嫌いじゃないわ。じゃあ、その日は当然、二次会には行かなかったわけね。
サ: 一次会が終わった後、みんなでグズグズとお店の前でたむろしてる時間、あれってイヤよね。

マ: そうなんです。あのメンバーであと二時間とかって、時間とお金のムダ使いでしかないと思って帰りました。だけど、その後二次会に行った女友達に聞いたら、二次会からすごいイケメンが参加してきて、その彼といい感じになったと。

サ: なるほど。我慢して二次会に付き合うと、いい事もあるのね。そして、これは飲み会に限らず、グズグズ残ることの効用ってあるかも。たとえばスキーとかテニスの合宿で、いつまでも寝ずに、夜を徹して男子飲みに付き合う女子っているじゃない。

マ: いますね。お開きになるまで、メイクも落とさず、死んでも寝ないんです。あとは、やたらとグズグズ残業してて帰らない女子。同じく残業している男子に、帰りに飲みに誘われて、そこから恋に発展するケースも多いと聞きます。

サ: 男子は、いつまでもニコニコと付き合ってくれるのを「優しさ」、遅くまで残業しているのを「健気」って捉えるんでしょうね。実際は、恋のチャンスをしつこく狙っていたり、ただ要領が悪くて仕事が遅いだけだったりするのに。
マ: それなら、気が乗らない時はさっさと帰って自分の時間を大事にする方が私はいいです。それにそもそも、「帰っちゃった子ほど気になる」ってこともありますよ。一次会で可愛いなと思ったものの、ほとんど話せなかった女子と、二次会こそは隣に座るぞと思っていたら、サクッと帰っちゃった、なんて。

サ: 男子は手に入らなかった悔しさMAX、ね。ただ、どうかしら。神秘的で手に入れたい女感を出せるのは良いけれど、だったら確実に動きを起こせる二次会に行っちゃうのがラクよね。

マ: 確かに…。

サ: それに一次会で彼が気になってくれてるなら「帰っちゃった子」になれるかもしれないけど、さした交流も持てなかったのならただ「帰った子」よ。

マ: LINEのアドレスは一次会で全員交換済とはいえ、1次会のたった2時間で「神秘的な子」に格上げされるのは至難の業か……。

サ: そして「行かなかった二次会の事件には巻き込まれない」ってことを考えると……。

マ: やっぱり、百回に一回の素敵な事件の為に、我慢強く居残れる女子の方が、結果的には恋の機会に恵まれるかもしれませんね。
男女の間で恋が芽生えるのは、飲み会なら「二次会」、会社なら「残業中」――つまり、事件は遅くにやって来るでしょう。そそくさと帰る女子は、自分の時間とお金を無駄にせずに暮らせますが、なかなか姿を消さずにグズグズと居残る「粘り系女子」の方が恋の機会には恵まれます。(犯人A子/ライター)

(ハウコレ編集部)

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