2018.03.14PR

彼氏の携帯に女性の写真?長続きする対処法とは

あなたは彼氏の携帯を見たことがありますか?

意図せずに見てしまい、そこに女性の写真があったら? たとえば自他共に認める仲良しカップルなら、どんな行動を取るのか……!?  長続きするパートナーシップの秘訣を、実際にあった話から紐解きます。
ある日のこと。A子さん(32歳)は本人の許可を得て彼氏の携帯をいじっていました。

一緒に行ったカフェの写真をインスタに上げようとして写真を探すも、みつからず。「自分も撮ったから勝手に転送していいよ」と彼が言ってくれたのです。

彼の携帯で写真を探す途中、「ん?」とA子さんの指が止まりました。見知らぬ女性の写真を発見したのです。食事中に、向き合って撮ったもの。顔はよく見えないけれど、おそらく20代。

彼は滅多に人の写真を撮らない。彼女である自分の写真ですら。なのに撮った。その事実にA子さんは動揺しました。2人の間には何もないのだとしても、彼は撮りたくなったんだ、と。
さて、どうするか。黙っておくべきか、彼に「あの女性は?」と聞くべきか。

これまで彼の携帯を見たことも、見たいと思ったこともなかった。そもそも彼を疑ったことがなかった。まさか自分にこんなことが起きるなんて。

もし問い詰めて、あの女性に好意があると分かったら? 彼が何もないよと言っても、気持ちがあれば自分は気付いてしまうだろう。そのときは? それでも自分は彼と一緒にいようと思えるだろうか? A子さんは悩みに悩みました。
結局3日後に、A子さんは腹を決めて彼に話をしました。「この前、写真を見ちゃったんだよね」と。

ピンと来ていない彼。「食事中の女性の写真あったよね? ショートカットの」。そこで初めて「……あぁ!」と理解した様子。

彼女はあくまで冷静に、人の写真を撮らないあなたが女性の写真を撮っていて驚いたこと、撮りたくなったんだとショックを受けたこと、などを語りました。

すると、彼はため息をつき、一瞬うなだれました。その後、顔を上げて話を始めました。

彼女は同じ部署の後輩。たまたまタイミングが合って、一緒にランチに行った。写真を撮ったのは、別の部署にいる男性に送るため。

「え?人に話すほど気に入ってるってこと?」と戸惑いつつ、A子さんは動揺しましたが、黙って話を聞きます。

その男性には意中の女性がいて、「たぶんお前と同じ部署」と言っていた。あ、もしかしてこの子?と一緒にランチをしながら彼は気付き、「今、例の子と一緒」と男性にメール。すると「写メを!」と切望されたので、本人の承諾を得て撮らせてもらったのだそう。
そうだったのか……。事の次第を知った彼女は気が抜けたと同時に、「紛らわしいことすなーー!」と、彼とその男性に文句を言いたくなりました。が、話し終えた彼の様子を見て、その欲求は鎮火。彼が予想以上に意気消沈していたからです。

「……良くないね」と彼。「え?」と問うと、「こういう行動でA子を悲しませたことが。もう女性の写真は撮らないし、他の人にも送らない。この写真も削除する」と彼。

「いや、そこまでしなくても。でも恋愛は当人同士に任せた方がいいかもね?」とA子さんが言うと、彼は「そうだね」と頷き、自ら写真を削除。一件落着しました。
この話から、皆さんは何を感じ取りましたか? ……ただのバカップルかよ!と思った人もいるかもしれません。でも、二人の行動には要所要所でポイントがあります。

まず、写真を発見したA子さんが、3日後には彼に話をしたこと。こんなとき、ずっと我慢して黙っている人は多いですが、多くの女性は男女問題に関して男性より繊細かつ感覚が鋭く、一度感じた疑念が自然に消えることは稀です。

むしろ黙っていることで不安がどんどん膨れ上がり、相手の言動も素直に受け取れず、もう無理!と爆発したときには修復不可能、というパターンはものすごく多いです。

もちろん、気になったことは全てを伝えるべき、というわけではありません。「お皿を下げてくれてない……」と思ったら、「でも下げてくれるときもある」「今日は疲れてたのかも」と流すことも大事。「自分も常に完璧じゃない」「彼が見逃してくれてることもある」と思えば、許せることは多いはず。

一方で、二人の信頼関係の基盤を揺るがすような重要な事態は、「まあ、いっか」で流さず、なるべく早く話し合いの場を持つのがベストです。

その際は、A子さんのように冷静さを保つ。そして責めるより先に、まずは相手の話を聞く。

男性も、「浮気じゃないのに!」と腹を立てるのではなく、A子さんの彼氏のように、結果的に不安にさせたことを反省し、今後の対策にも言及する。
私の彼氏、そんな風にしてくれない……と思ったら、まずはあなたの方からA子さんのような態度を心がけてみて。人は相手の行動で変わります。

あなたのことが大切で、一緒にいたい。喧嘩ではなく、もっと仲良くなるために話をしよう。そんなスタンスで愛のあるコミュニケーションを心がければ、ずっとお互いのオンリーワンでいられますよ!(ヨダエリ/ライター)

(ハウコレ編集部)

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