2018.10.03PR

彼を「嫌いなところもひっくるめて好き」になるためのステップ

どうもあかりです。
本当の意味で「彼氏のことを愛してる」っていうためには、「嫌いなところもひっくるめて好き」っていえることが大切。

この言葉、どこかで聞いたことがあると思いますし、きっとそれを読んでいて、「あ~、私も最近彼のああいうところが嫌いだけど、あれを含めて好きになるっていうのは、なかなか難しいことだよな」って気持ちにもなってくるんじゃないでしょうか。

だけど「嫌いなところもひっくるめて好き」というのは、決して、「彼の嫌いなところは我慢しなさい」って意味じゃありません。
じゃあいったいどういうことなのか、どうすればいいのかについて少しお話させてください。
この記事を読んでくれている人はきっと、「嫌いなところもひっくるめて好き」という言葉の意味を真剣に考えるようになったステージに進んできた人。

そのことについてまずは「おめでとう」と言いたい。

というのも、「彼氏の嫌いなところがちゃんとわかってる」というのは、当たり前のようで、実は大切なことです。

「本当はもうちょっと他の女子よりも自分を特別扱い、優先してほしい」という気持ちがあっても、「何言ってんだ。お前のことしか見えてないよ。だから安心しろって」って一言言ってもらえるだけで「まあいっか!」って思えてしまっている。これって幸せなようで、少し狂信的で、怖い状態です。

だから、付き合ってしばらくして、気持ちが落ち着いてきて、そういう悪い部分をちゃんと「悪い部分」として認識することができるようになったこと。これは「嫌いなところもひっくるめて好き」になるための第一歩としてまずは大切なことです。

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セレブレーションはこの辺にして……。
さっそく「嫌いなところもひっくるめて好き」の意味を見ていきましょう。

まず「嫌いなところもひっくるめて好き」というのは、冒頭でも書いたように、決して「嫌いな部分を我慢すること」じゃありません。

我慢してしまうのは、せっかくちゃんと見えるようになった彼のよくない部分にまた蓋をしてしまうことそのもので、それでは完全に「恋に盲目」だったころの「おめでたくない」自分に逆戻りです。

それは「嫌いなところもひっくるめて好き」というんじゃなくて「嫌いなところに目を背けて好き」なだけ。
このことをまず知ってください。
まず、「嫌いなところもひっくるめて好き」になるために自分の心の中でできるのが「発想の転換」。

人間、どんなものにも、表と裏があります。
「悪い部分」というのは、他の場面では「良い部分」として機能しているものです。

例えば「連絡をちゃんとしてくれない」というところが嫌いな場合を想定します。

こういう場合には、おそらく、その彼氏さんというのは、もともと連絡が苦手で、レスが遅くて、用事があるときにしか連絡をしてこないタイプの人なんじゃないでしょうか。

そして彼のこういう性格に助けられることって少なくないはず。だって、あなたがどんなに忙しくても連絡を急かさない、普段その分仕事に熱中して「イイ男」度を上げてくれている、のんびりしている性格のおかげでデート中は癒される……などなど。

もしもこの「悪い部分」がない、つまり「めちゃくちゃ連絡くれる彼氏」だったら、彼はきっと、あなたが連絡をしないことに怒り、日中も仕事より彼女や友達とのLINEを優先して周囲では「使えないやつ」認定されていて、せっかちで一緒にいても落ち着かない人かもしれません。

もしもこうやって考えてみて「見方によっては悪い部分だけど、いつもはむしろそれに助けられてるよな」って思えるのなら、それはひとつの「嫌いなところもひっくるめて好き」の形です。
ただ、こうやってあなたが頭の中で整理するだけでは「嫌いなところもひっくるめて好き」と飲み込めない問題もあると思います。

例えば「私以外の女子にも優しすぎる」「元カノと連絡とってる」みたいなもの。
こういう、自分の中では整理が付かないと思ったものは、まずはちゃんと「嫌です」と言いましょう。

それでもしも彼が「ごめん」と言ってやめてくれるのなら解決です。仮にやめてくれないとしてもまだ終わりじゃありません。

彼がそこで「これは俺の問題だから、君の言いなりにはなれない。浮気じゃないし」と折れてくれなかったとしましょう。でも同時に「ただ、全部やめろというのは無理だけど、君が傷つくのなら、なるべく配慮するよ。傷つけてごめんね」と言ってくれたら。

あなたは100%はハッピーじゃないかもしれません。本当は、全部やめてほしかったのだから。

でも、「なんでそんなこと気にするの? 心配性すぎるんだよ。ウザいよ」と怒る男子だっているはずです。少なくとも彼は「理解」をしてくれ、「配慮」も見せてくれました。

彼氏彼女の間で価値観の違いがあることは仕方がありません。

それを「見ないことにしよう」とか「我慢しよう」とか「同じ価値観に無理やり合わせよう」とかじゃなくて、「違いがあるのはしょうがないことで、俺も君に100%合わせることはできない。だけど、なるべく配慮するよ。だって好きだから」という姿勢を見せてくれることがとても嬉しくて、「この先衝突やすれ違いがあっても、うまく折り合いをつけていけそうだな」って感じるんじゃないでしょうか。

このふたりの関係に対する自信が、「嫌いなところもひっくるめて好き」ということなんだと思います。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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