2014.05.06PR

好きなのにどうして?「彼だと感じない」理由とは


「彼とのセックスではそこそこ気持ちがいいけど、弾けるような快感はなかったんです。でも、先日、出張で来た会社の先輩と酔った勢いでホテルに行ってしまって。そのときの感じ方が半端じゃなかった。その後、彼ともセックスしたけどやはりあの強烈な快感はない。先輩とはめったに会えないし、妻子持ちだから、もうする気もないけど」(24歳/不動産)

こういうことって意外とあるものです。どうして一夜限りの人だと感じて、彼とはそれほど感じないのでしょう。今回はその理由と打開策をご紹介します。
一夜限り、あるいは行きずりの人とセックスして、「信じられないくらい感じた」という話はよく聴きます。恋愛感情がない分、相手に遠慮せずに自分の快感だけに集中できるからではないでしょうか。セックスにおいては、「自分自身の快感に集中すること」がとても大事。でも相手が彼だと、どうしても彼の気持ちや快感に気を遣ってしまいますよね。その分、自分の快感が削られるのです。
ある女性は、鏡を見て、自分が感じたときの顔を研究していると言っていました。「きれいな表情だと彼に思ってほしいから」だそうですが、実際のセックスの場においても、きっと彼女は「あ、ここではこういう顔をしなくちゃ」と思っているのでしょう。そんなことを気にしていたら、やはり彼とは感じづらいはず。頭の中をカラにして没頭することが、「より感じる」ことにつながります。一夜限りや行きずりの人なら、そういうふうに気持ちを煩わされない。だから感じるのでしょう。
彼にきれいだと思われたい、自分勝手に快感を追求する女だと思われたくない、というような「嫌われたくない」という気持ちを、どうやって「このままの自分で好かれよう」という方向に転換していけるのか。それが大事なのです。遠慮しすぎたり、気を遣いすぎたりして感じなかったら本末転倒。もし、あなたが感じるフリをしていると彼が知ったら悲しむはずです。不安なら「すごく感じて変な顔になっちゃったらどう思う?」と聞いてみてもいいかもしれませんよ。
「彼女が本当に感じてくれたらすごくうれしい。感じている女性の顔を変だなんて思ったことはありません。女性が、そのときの自分をどう見られているか気にしてるなんて、男としてはちょっと寂しい。セックスに夢中になってないということだから」(30歳/会社員)

セックスのハウツーよりむしろ、相手のことが好きという熱情でセックスに夢中になる。それが快感を生むのかもしれません。

「極論だとは思うけど、彼に愛撫されているときはなにも考えずに、自分の快感に集中して、もっと優しくとかもっと激しくとか、わがままに振る舞ってもいいんだと思う。そのほうが気持ちよさにつながりやすい。私は今の彼にそう言われて気持ちがラクになり、感じるようになりました」(26歳/印刷)

きっとそういうことなのですよね。
恋人ではない人とセックスすると、相手の人となりやどう思われるかなど、よけいなことを考えずに快感に集中できます。彼とそれができれば、もっと深い気持ちよさを感じることができるはず。それは彼の歓びでもあるのです。過度な気遣いは無用。彼と、あなた自身を信じて頭の中をカラにしてみましょうよ。

(亀山 早苗/ハウコレ)
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