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使用したコップを洗わず放置する夫「後で洗うわ」→3日後、夫が自ら洗い始めた

コラム

「後で洗うね」。その言葉を、私は何度聞いてきたでしょうか。些細なことは、いつしか心の中で大きくなっていくもの。これは、ある日私が「何もしない」という選択をしたことで、少しだけ変わり始めた我が家のお話です。

「後で洗う」が口癖の夫

夫は決して悪い人ではありません。仕事も真面目にこなし、子どもたちのことも大切にしてくれる、そんな人です。ただひとつ、どうしても気になることがありました。使ったコップを、流しにそっと置くこと。「後で洗うから」と言いながら、その「後で」が来た試しがないのです。

朝のコーヒーカップ、夜の晩酌に使ったグラス。気づけばシンクの片隅にコップが増えていき、結局は私が片づける日々が続いていました。「これくらい、洗ってくれてもいいのに」。そう思いながらも、言葉にするほどでもないと自分に言い聞かせ、黙って手を動かす。それが、いつの間にか当たり前になっていたのかもしれません。

ある日、私は何もしないことを選んだ

その日は、特別なことがあったわけではありません。ただ、育児と家事に追われる中で、ふと糸が切れたような感覚がありました。いつものようにシンクに置かれたコップ。「後で洗う」という夫の声。私は「わかった」とだけ答え、そのコップに手を伸ばすのをやめたのです。

喧嘩をしたかったわけありません。ただ、「私が洗うのが当然」という空気を、少しだけ変えたかったのだと思います。何も言わず、何もせず。私は自分の分だけを片づけ、夫のコップはそのまま流しに残しました。

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