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使用したコップを洗わず放置する夫「後で洗うわ」→3日後、夫が自ら洗い始めた

コラム

積み上がっていくコップたち

1日、2日と過ぎていくうちに、シンクのコップは少しずつ増えていきました。いくつも並ぶコップを横目に、夫は最初のうち何も言いませんでした。きっと、いつものように私が片づけると思っていたのでしょう。

3日目の朝、コーヒーを淹れようとした夫が、ふと手を止めました。「あれ、使えるコップがない……」。そうつぶやいた夫は、しばらくシンクを見つめていたようです。私は何も言わず朝食の準備を続けていました。小さな変化が、確かにそこに生まれ始めた瞬間だったのかもしれません。

そして...

その日の夜、夫は自分でコップを洗っていました。「溜めすぎると大変だな」と、少し照れくさそうにつぶやきながら。私は「そうだね」と短く返し、心の中で小さく息をつきました。

それ以来、夫が自分のコップを意識するようになったのは確かです。時々忘れることもありますが、「すぐ洗うね」の言葉の後に、本当に洗う姿を見かけるようになりました。

言葉でぶつかるのではなく、行動で伝えること。それが正解かはわかりません。でも、あの日私が選んだ「何もしない」は、我が家にとって必要な一歩だったのだと感じています。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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