
デートの候補日から私の名前だけが消えていた。彼に理由を聞けないまま、私の想像は最悪の方向へ
コラム
スマホの通知音で、彼からのメッセージに気づきました。来月のデートの候補日を、カレンダーのアプリにいくつか入れておいたという連絡です。
嬉しくなってすぐに予定を開いたのですが、しばらくして、そのうちの一日だけ、参加者の欄から私の名前が消えていることに気づいたのです。
三つの候補日と、丸い予定の印
彼とは付き合って半年ほどになります。デートの予定は、いつも彼がカレンダーのアプリで候補日を立ててくれて、私が都合のいい日を選ぶのが二人のやり方でした。
「来月のデート候補日を三つ入れておいたよ!都合のいい日を選んで」
画面には三つの予定が並んでいました。カレンダーの日付に小さな印がついて、どれも休日で、行きたかった場所の名前もメモに添えられています。私はその気遣いが嬉しくて、すぐにすべての予定に参加の返事をしました。
久しぶりにゆっくり会える日を、指折り数えるような気持ちでいたのです。
消えた一日と、はぐらかされた返信
ところが数日後、もう一度予定を見返したとき、三つあったはずの候補日のひとつから、私の名前が消えていました。残りの二つには私の名前が残っているのに、その一日だけ、参加者が彼だけになっているのです。
何かの操作ミスかもしれない。そう思おうとしても、落ち着きませんでした。あの日に、私には言えない別の予定が入ったのだろうか。もしかして、ほかの誰かと過ごすつもりなのだろうか。考えれば考えるほど、悪いほうへ想像が傾いていきます。
思い切って、彼にメッセージを送りました。
「ひとつ、私だけ予定から外れてるみたいなんだけど」
返ってきたのは「ああ、それは気にしないで。大丈夫だから」という一言だけでした。
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問いただせないまま過ぎた数日
























