
同僚3人に別々の秘密を送った私が、半年後に先輩の口から確かめたこと
コラム
「それ実は嘘なんです」
先輩がジョッキを置いたところで、私は言いました。
「それ実は嘘なんです。どの人が信用できるかなって試してたんです。」
先輩は口を開けたまま、しばらく私を見ていました。
「え、そんなことしてたの」
私は3人に別々の話を送ったこと、その中で戻ってきたのが営業部の話だけだったことを説明しました。先輩は笑いながらも、ジョッキを持った手を途中で止めていました。
帰りの電車で、私は同僚とのチャットを開きました。「もちろん。誰にも言いません」の吹き出しの下には、私のスタンプだけがあります。何を送るべきかを考えて、結局、そのまま画面を閉じました。
そして...
その同僚とは今も同じ部署で、業務の連絡は続いています。営業部の話が嘘だったことを、私はまだ同僚に伝えていません。あの3つのチャットは、送信した吹き出しをそのままにして残してあります。誰を信じるかを決めるために、私は3人に嘘をつきました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























