
彼女のトークは未読のまま、友人5人のグループに「今回は無理そう」と返した俺→翌朝届いていた一行
コラム
開いた先にあった一行
翌朝、彼女のトークを開いて最初に読んだのは、「大丈夫?何か買って持っていこうか」でした。その下に、送信時刻の離れた一行。「グループには返せるんだね」。言い訳は、いくつも浮かびました。約束を守った、ちゃんと返したかった。けれど本当のところ、具合の悪い時に彼女へ何を書けばいいのか分からず、「ちゃんと」を理由にして開かなかっただけでした。消しては打ち直して、送ったのがこの文です。「ごめん。グループは一言で済むから返せた。君のトークは、開いたら既読だけ残して寝ることになる。それが一番つらいって前に言ってたから、ちゃんと書けるまで開かなかった。でも、それは俺の都合だった」。
そして...
返事は、俺の長い文より短いものでした。「一言でいいよ。寝てるとか、生きてるとか、それだけで」。「生きてる」と打って送るまでに、迷う時間は要りませんでした。今は具合が悪い時ほど、グループより先に彼女へ、その一言を送っています。
(20代男性・営業職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)


























