もらった物に必ず点をつける母→義妹の手土産を「あとでいただくね」とだけ言って棚に置き続けた私

コラム

玄関で渡した瓶

帰り支度の中で、母が義妹に箱を持ち帰るかと聞いているのが聞こえました。義妹は、置いていくと答えました。その声を背中で聞きながら、台所へ戻って漬物の瓶を紙袋に入れました。玄関で靴を履く義妹に、紙袋を差し出しました。

「よかったら」

それ以上は、居間まで届く声になると思って、口にしませんでした。車が出てから、棚の箱を下ろしました。リボンをほどき、1つだけ口に入れて、残りを皿に盛って居間へ運びました。母は箱の値札を裏返して言いました。

「これ、この前の最中より安いんじゃないの」

「私がこの店のを頼んだの。好きだから」

頼んだことなど1度もありません。それでも、義妹の選んだ物に点がつくよりはいいと思いました。母はそれ以上、値札を見ませんでした。

そして...

義妹に、母抜きでお茶をしないかとメッセージを書いています。手土産にくれた店の名前を並べて、どれもあとで食べていたことも書きました。母の前で開けなかった理由まで伝えるか迷っていますが、「気にしないで」で終わらせたままにはしたくありません。

(40代女性・パート)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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