通販で選んだ白い椅子のほうがいいと思っていた俺が、父の木の椅子に息子を座らせて気づいたこと

コラム

脚の間の板

息子はすぐに木の椅子へ移り、両足を前脚の間の横板に乗せました。白い椅子に座っていたときの息子の足は、いつも床から浮いて、食事のあいだ揺れていたのです。俺はそれを気にしたことがありませんでした。

座面の角を触ると、指が引っかかりません。裏返すと、脚の先まで丸く削ってあり、食卓に合う高さまで脚を切り揃え、息子の足が届く位置に横板を渡してあります。物置の前で削りかすをかぶっていた椅子は、うちの息子の体に合わせて作られていました。

白い椅子は、その日から廊下に置いています。

そして...

食事のあと、息子が横板に足を乗せている写真を撮って、父に送りました。

「足、届いてるよ」

返事は「そうか」だけでした。

少し迷ってから、もう1通打ちました。

「今度、やすりのかけ方教えて」

(30代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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