
孫の足がぶらぶらしていた食卓を見た私が、物置で作った椅子と、息子に言わなかったこと
コラム
届いた1枚の写真
息子から写真が届いたのは、それから数日たってからです。孫が食卓で、私の作った椅子に座っています。両足は横板の上にそろって乗り、皿に手が届いています。
「足、届いてるよ」
私は「そうか」とだけ打ちました。
続けて、もう1通。
「今度、やすりのかけ方教えて」
写真を何度か拡大して、孫のかかとが板の端からはみ出していないのを確かめました。
そして...
物置に行って、壁の鉛筆の線の横に、孫の名前と今日の日付を書きました。その少し上には、息子が幼稚園のころに測った線が、薄くなって残っています。
奥に積んだ2脚は、まだそのままにしてあります。
(60代男性・元会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)






























