
図書館の机で受け取った「もう別れよう」→8か月後、元カレの「後悔してる」に送った「振ってくれてありがとう」
コラム
遅れて届いた短い返信
返信は、なかなか来ませんでした。その後ようやく届いたのは、これだけでした。
「そっか。おめでとう」
別れ際の強気な2通とは、ずいぶん調子が違います。その短さが引っかかって、最初のメッセージまでトーク画面をさかのぼりました。
「俺が振ったこと後悔してる」
もし、これが質問ではなかったとしたら。後悔しているのは私ではなく彼のほうだと、打ち明けるつもりの言葉だったとしたら。確かめる方法はありました。「どういう意味?」と一言送れば済む話です。それでも、打ったのは別の言葉でした。
「ありがとう。元気でね」
既読はついたものの、そのあとに新しいメッセージが届くことはありませんでした。
そして...
彼の言葉の本当の意味を、私は今も知りません。知らないままでいいと思えたことが、この8か月で変わった1番のところなのかもしれません。
図書館で付箋だらけにした過去問集は、今年受験する後輩に譲りました。空いた本棚の一段には、名刺の箱と、担当した契約のファイルが並んでいます。
(20代女性・不動産会社勤務)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)






























