「同棲するなら家事は全部お前」と送ってきた彼に、私が返した契約書の画像

コラム

横で見ているだけの1日

次の休日、彼が私の部屋に来ました。渡したのは、私が普段こなしている家事を書き出したメモです。洗濯を2回、浴室とトイレの掃除、掃除機、買い出し、夕食、食器洗い、作り置き。

一番下の作り置きまで終えたとき、窓の外はもう暗くなっていました。

彼は最後の容器にふたをすると、そのまま床に座り込みました。

「家事ってこんなに終わらないんだな」

「正直、仕事よりきつかった」

テーブルの向かいに座り、最初に渡したメモを彼の前に置きました。

「家賃・光熱費、生活費を払う価値あるでしょ?」

そして...

彼はメモを見下ろしたまま、しばらく黙っていました。

「ある。俺、多めに払ってるんだから、家事くらい全部やってくれるだろって本気で思ってた」

「家事は半分やる。契約書、書き直させて」

その場で便箋を出し、2人で書き直しました。第1条は「家事は半分ずつ担当する」。第2条は、家賃・光熱費、生活費をこれまでどおり彼が多めに払う形に戻しています。

名前が2つ並んだ便箋は、今も私の手帳に挟んであります。帰り際、彼は私のメモをスマホで撮っていきました。何に使うのかは、聞かずにおきました。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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