「同棲するなら家事は全部お前」と送った俺→彼女の家事を1日代わって、7つ目で床に座り込んだ

コラム

メモに並んだ7つの家事

次の休日、彼女の部屋で渡されたメモには、家事が7つ。彼女は宣言どおり、横で見ているだけの監督役でした。洗濯を2回回し、浴室とトイレを洗い、掃除機をかけて買い出しへ。夕食を作って食器を洗うころには、半日という見込みはとっくに外れていました。口を出されたのは、洗剤の量とネットに入れ忘れたニットのことだけです。

最後の作り置きの容器にふたをしたところで、床に座り込みました。

「家事ってこんなに終わらないんだな」

「正直、仕事よりきつかった」

向かいに座った彼女が、最初に渡されたメモを俺の前に置きました。

「家賃・光熱費、生活費を払う価値あるでしょ?」

そして...

メモの7行を、上から読み直しました。差額の数万円で、これを毎日任せようとしていた。そう考えると、すぐには顔を上げられませんでした。

「ある。俺、多めに払ってるんだから、家事くらい全部やってくれるだろって本気で思ってた」

「家事は半分やる。契約書、書き直させて」

その場で2人で便箋を書き直し、第1条は「家事は半分ずつ担当する」に。第2条は、これまでどおり俺が多めに払う形になりました。

帰り際、彼女のメモをスマホで撮りました。今は自分の部屋で、その写真を見ながら洗濯機を回しています。洗剤の量は、まだ毎回キャップの目盛りを確かめないと分かりません。

(20代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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