「髪、伸ばしてほしい」と言ったきり理由を言わない彼→本棚で見つけた付箋だらけの1冊

コラム

遠回しにしか聞けなかった

アイスを並べる彼に本のことを聞こうとして、別の言葉が出ました。

「短いほうが、楽なんだけどな」

「無理にじゃなくていいよ」

責める調子ではありません。それでも、理由を言わない彼の言葉が引っかかりました。

3週間後、美容院でいつものように短くするか聞かれました。

「今回は、毛先を揃えるだけで」

予約したときは、短くするつもりだったはずです。

そして...

その足で彼の部屋に寄ると、彼は私の髪を見ました。

「あんまり変わってないね」

「うん、今回はね」

彼はそれ以上聞かず、部屋に戻っていきました。

伸ばすと決めたわけではありません。ただ、あの付箋と余白の書き込みが頭から離れません。付箋だらけのあの本で、彼は何をしようとしているのでしょうか。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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