
友人の部屋を毎回勝手に模様替えしていた私が、あの窓際にこだわった理由
コラム
借りた部屋では意味がなかった
次の集まりの帰り際、友人が持ち回り制を提案してきました。
「次からは持ち回りにしない?次はそっちの家でどう?」
私の部屋は狭いワンルームで、4人を招く余裕はありません。焦った私は、場所代を払うと言ってしまいました。
出したお札を押し返され、代わりにレンタルスペースを提案された時、「それじゃ意味がないの」と思わず本音が漏れました。その瞬間、私はこの部屋を「友人の部屋」として尊重していなかったのだと、ハッと気づかされたのです。
「もう私の家ではやらないからね」
私はお札を財布にしまい、「分かった。勝手に部屋を動かして、ごめんね」と謝りました。帰る間際に窓際で天井を見上げたのは、これが最後だと悟っていたからです。
そして...
次の集まりは、友人が提案してくれた駅前の居酒屋でした。私は初めて、集合時間ぴったりに着くよう家を出ました。
あの窓際に執着していた理由は、今もまだ話せずにいます。
友人とのトーク画面には、「あの部屋ね、昔住んでた家にすごく似てたんだ」と打ちかけたまま、未送信のメッセージが今も残っています。
(20代女性・販売職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)





























