
「今日、元彼に会ったでしょ」と送ってきた彼→届いたのは、駅で信号を待つ私の後ろ姿でした
コラム
何度説明しても
「ふーん。先輩ってことにしとけば済むと思ってる?」
「済むとかじゃなくて、本当に先輩なんだって」
「本当は元彼の方が好きなんじゃないの?」
読んだ途端、スマホをベッドに放り投げていました。会ってもいない人を、どうして私が好きなことになるのか。拾い上げて、同じ説明をもう一度打ち直しました。
「なんでそうなるの?先輩の部署も名前も言えるよ」
既読がついてから、返事までは長い間がありました。今頃、少しは言い過ぎたと思ってくれているのだろうか。届いたのは、そんな期待とは違う一通でした。
「別に。疑われるようなことしなきゃいいだけじゃん」
そして...
疑われるようなことを、何かしただろうか。会社の人と駅まで歩いた、それだけでした。
「謝ってはくれないんだね」
既読はすぐにつきました。それきり、画面は私の吹き出しで終わったまま。
写真の保存ボタンは押さずに、チャット画面を閉じました。どうして彼は、ここまで私を疑えるのか。なぜ一度も謝らないのか。一番知りたいことは、まだ何も聞けていませんでした。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























