「期待しない恋」ってうまくいくらしい。「期待しない」って具体的にどういうこと?
コラム
PR遣水あかり
どうもあかりです。
みなさんも一度は、「恋愛を成功させたいのなら、期待しないことが大事」みたいな言葉を
聞いたことがあると思います。
私自身もこれはその通りだと思うのですが、「期待しない」って実際何をどうしたらいいのか少し分かりにくくもあるような気がするので、今日はその具体的な中身についてお話をしていきたいと思います。
この記事をきっかけに、みなさんが「期待しない恋」をきちんと実践することができるようになることを祈ります。
では早速いきましょう。
「期待しない」の2つの中身
「期待しない恋」というのには、大きく分けて2種類の意味があります。
1つは、「彼氏」に期待しない、ということ。
そしてもう1つが、「恋愛」に期待しない、ということ。
これでもまだ具体的にどうすれば「期待しない恋」を実践していることになるのかよく分からないと思いますので、それぞれ順に、より具体的に見ていきましょう。
「彼氏」に期待しないようにするには?
さて、まずは『「彼氏」に期待しない』の実践編です。
「返信を期待してます」的なLINEをなるべく減らす
かなり日常的なレベルの話ですが、彼氏に対して、いかにも「返信を待ってます」的なLINEを送らないようにするところから始めてみるといいと思います。
「返信を待ってます」的なLINEの典型例は、「?」で終わるメッセージです。
男性女性問わずですが、恋人から「次はここ行きたいな~って思うんだけど、どう?」とか「いま、何してた?」的な「?」LINEがたくさん来ると、たいていの人が「ああ、また返さなくちゃいけないメッセージが来た」と次第にプレッシャーを感じ始めてしまうはずです。
この「返信を待たれてる感」は、ちょっとくらいであればなんてこともなく、むしろ「嬉しい」と感じることができても、毎日毎日、しかも頻繁に味わっていると、次第に「苦痛だ……」と思うようになってしまいます。
別に、LINEを頻繁に送ること自体が悪いわけじゃありません。
だけど、頻繁に送るのであれば、「私が勝手に送ってるだけですよ」というのが伝わるように、「?」を乱発するのはやめて、かつ、「返信不要だよ」みたいな一言を添えて送ってあげるのがいいでしょう。
これが、「彼氏に期待しない恋」の第一歩です。
「わかってくれる」と期待しない
彼氏に対して「自分の気持ちを理解してもらえること」を期待してしまう女性は多いです。
すれ違いが生じたときに、彼氏がいつまでも自分の気持ちを理解してくれないと、「どうしてわかってくれないの?」みたいな言葉を使ってしまう女性も少なくないのではないでしょうか。
そういう女性はぜひ、「彼氏に期待しない恋」の実践として「彼氏は私の気持ちなんて基本わかってくれない」という前提で行動してみることをおすすめします。
そもそも、男性には基本的に「女心」というものがわかりません。
これは自分の彼氏がダメとかいう話ではなくて、「そういうもの」として受け入れた方が早いです。それほど「普通」なこと。
これだけは断言できるのですが、「わかってよ」の代わりに、「私は、いまこう感じたんだよ」ときちんと説明することができる女性は、必ず愛されます。
彼氏に愛してもらうための一番の近道は、「私という人間をよく理解してもらうこと」だからです。彼氏が「彼女の気持ち、よくわかんないな」と思っている状態だと、知らないうちに彼女を傷つける言動をとったりして、「いい彼氏」になれません。
しかし彼女のことをよく理解していれば、「こうやれば彼女を喜ばせられる」とわかるので、彼女のことをもっともっと大切にしようと思えるのです。
学生の頃に「得意科目が好きな科目になる」現象と同じです。
ぜひ、「わかってもらう」よりも「伝えてあげる」ができる女性になってください。
「彼氏の自主性」に期待しない
「彼氏がいろいろとやってくれるはずだ」という期待を持っていると、その恋愛はすごくイライラするものになってしまうはずです。
たとえばデートへのお誘いや、デートプラン選び。また記念日デートの企画など、正直、私たち女性からすれば「彼氏が主体的にやってくれたら嬉しいな」って思うことは付き合っている中でいろいろとあります。
しかし、よくよく考えてみれば、彼氏に「主体的にやる義務」は別にありませんよね。
あくまで「よくできた彼氏」と世間的に呼ばれるような一部の男性が、気を利かせてやってくれているだけです。
もちろん自分の彼氏がそんな「よくできた彼氏」であったら嬉しいですが、そこは我慢して「期待」を捨てましょう。
少なくとも、勝手に期待をしておいて、それで彼氏が主体的に動いてくれなかったからといってイライラしてしまうような彼女でいるよりは、100倍マシです。
というか、「彼氏に主体的にやってもらう」のもいいかもしれませんが、「ふたりで一緒にやる」のも案外悪くない、というかすごくいいですよ。
「デートのお誘い」という場面をひとつとっても、「彼氏が誘ってくれるのを待つ」という姿勢だと、「彼氏はいつ誘ってくれるかな……」と考えてやきもきしてしまうけど、「お互いが誘いたいときに誘う」ルールなら、こういうストレスとは無縁で、素直な自分で恋ができます。ぜひ試してみてください。
「浮気しない」以上は求めない
これまでに紹介した「返信を期待しない」「わかってくれると期待しない」「彼氏の自主性に期待しない」の3つ全てを含む大きなお話になりますが、極論、彼氏に対しては「浮気をしないこと」以上のことは求めない方が、恋愛は楽しくなります。
私に諭されるようなことじゃないかもしれませんが、自分の彼氏が、自分のことを好きでいてくれて、しかも一応浮気をせずに付き合ってくれているのって、それだけで「必要十分」なことです。
カップルが、長年付き合い続けたり、最終的に結婚をしたりするために、必要なことは本当にこれだけ。
それ以外の「こまめに連絡をしてくれる」とか「会ったときに『好き』って言ってくれる」とかは、「たしかにあってもいいけど、それがあるからってずっと好きでいてもらえるとは限らないよ?」的な補助的な要素でしかないんです。
にもかかわらず、私たちは一度お付き合いを始めると、「『好き』って思ってもらえていて、しかも浮気をしないでいてくれていること」をさも当たり前の前提のように捉えて、それだけでは満足せず、「もっとこういうことをしてほしい」とか「こういう彼氏になってほしい」とか色々と贅沢なサイドメニューを付け足そうとしてしまいがちです。
こういうふうに考えながらお付き合いをすれば、彼氏の普段の些細な言動に対してイライラすることもなくなるし、むしろ「好き」でいてもらえること自体を嬉しく思えるので、毎日幸せな気持ちで過ごせます。
次のページへ
「恋愛」に期待しないようにするには?