2020.02.21 更新PR

二番目に好きな人を選ぶと良い!?「無理しない恋愛」が続く理由・4選

度々耳にするけれど、イマイチ意味がわからない言葉ってありますよね。
そのひとつに、「一番好きな人とは結ばれない。二番目を選べば幸せになれる」というフレーズがあります。

「恋愛や結婚相手に順位をつけるなんて」「そもそも『二番目に好き』とかないし!」と否定されがちなこの言葉。

でも実は、恋愛や結婚において本当に大切にすべきことを私たちに指し示してくれている深い言葉なのです。

二番目だと何がいいのか?逆に、一番目の人はどんな点で要注意なのか?
早速一緒に見ていくことにしましょう。
「同じ大学で2個上のイケメンの先輩と念願叶って恋人同士になり、周りからもちやほやされて、最初は幸せの絶頂だった。
だけど、いつも最上級の自分でいようと背伸びしすぎて、ふと『あれ、本当の私ってこんなんじゃないような…』と違和感を覚えるように。
私にとって彼はステータスではあったけど、一緒にいて安心できるような存在じゃなかったのかな」(23歳/飲食)

一番好きな人が、自分を取り繕わなければやっていけない、あるいは釣り合うために必死にならなければならない相手だとしたら、おそらく幸せは長続きしないでしょう。

幸せのカタチって人それぞれだけど、「憧れの人をゲットする」ことばかりに焦点がいってる場合はちょっと危険。飾らない、ありのままの自分を受け入れてくれる相手を探してみませんか。
「追いかける恋より追われる恋の方が幸せっていいますよね。学生時代に好きで好きでたまらなかったカレがいたけれど、向こうはその気持ちを受け止めきれなかったようで、結局長く続きませんでした
。燃え上がるような感情はなくとも、自分を大きな愛情で包んでくれる人に出会えて結婚した今が、一番幸せだと思えますよ」(26歳/教育)

追いかける恋は楽しい反面、自分から相手への想いばかりが膨らんで一方通行となってしまいがち。

「彼氏のこと好きすぎておかしくなっちゃう」って人、たまに見かけますが、彼はあなたの気持ちに愛情で応えてくれているでしょうか?

「好き」の程度が同じくらいの人との方が、刺激はなくとも長い目で見れば幸せなのかもしれませんね。
「彼氏側の猛アピールで付き合い始めたけど、ぶっちゃけ最初はそんなに好きだと思えなかったし、いい意味で期待しすぎることがなかった。
もし盲目的な恋だったら、浮気の心配も絶えないし、いちいち相手を干渉してしまいそう。
その点、『あなたのお好きなようにどうぞ~』って気の抜けた付き合いができるこの関係性が心地いいのかも」(22歳/事務)

一晩でブワアァ~っと盛り上がっちゃうような激しい感情は、冷めるのも早い早い。
そういう情熱的な恋愛をしたい人はいいけれど、平和で穏やかな愛情を求めるのならば、「いい意味の妥協」ができる相手の方が案外細く長く続くものです。

彼の交遊関係を細かくチェックしたり、何から何まで全て把握しておかなければ!という気の休まることのない恋愛では、きっと彼だけでなくあなた自身も疲弊してしまうでしょう。
「同棲とか結婚に当てはまると思うけど、ひとつ屋根の下で他人と生活するとなると、『好き好き』だけではやっていけないんだよなあ。
長く一緒に過ごすとわかる、その人の育った環境で身についた価値観だったり、生活していく上で大事なこと…
例えば金銭感覚とか、綺麗好きかどうかとか、あとは体の相性とかも?そういう点があまりに違うと、お互いどんなに好きでも結構キツイよ」(25歳/SE)

「これは結婚に関してでしょう?恋愛とはまた違うんじゃない?」と感じた人もいるかもしれませんが、恋愛に関して「なんかいつもうまくいかないんだよな」という悩みを抱えている人は、逆にこのような観点で攻めていくのもアリではないでしょうか。

もちろん、価値観や生活観が合致していても相手への愛情ゼロではうまくいきませんから、あとはこの比重をどうするかですね。
「二番目」という順位にこだわらず、長い目で見れば無理をしない相手、恋愛が一番幸せだと言える気がします。

特に恋愛にのめり込む体質の女の子には、「自分が自分でいられる場所」を大事にしてほしいものです。

(成瀬いづみ/ハウコレ)

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